07-07-30・31 気田川(静岡県)

__________________30日_________________
07年夏休みシリーズ第1弾07-07-28沖島で遊び疲れた隊長は、道の駅”鳳来三河三石”でPキャンすることになったのだが
一夜明けた今日は、目覚めるとまず“どんよりとした曇天”が目に入った。
「なんや?テンションの上がらん空模様やなぁ。これはきっと何かの間違いや!」と二度寝する。

しばらくして目を覚ますと、空はやっぱり曇天のままだった。 「うわぁ〜、どこかに雲の切れ間はないのかぁ?」と探していると
途端に風が吹き始めた! 「わっ、なんかテンション下がるわぁ〜」思わず運転席にもたれかかり、頭の後ろで手を組みうなだれる。
と、次の瞬間、フロントガラスにポツリ。ポツリ。と雨滴が。。。 「えぇー! 雨??? なんやついてないなぁ〜。。。」
でも天気ばかりはどうしようもない。 青空は諦め、「ふわぁああ〜」と大あくびをしつつ、公衆便所へ向かうのだった。。。

「今日は豊川を漕ぐ予定がボツったから時間はたんまりあるなぁ。何しようかなぁ〜? ふわぁああ〜(あくび)」
と考えながら、お腹の中にたまった物を“ちきしょー雨空め!ブリブリブリ〜!”という勢いで放出するのだった。
(あっ、ちょっと御下品でしたね。すいません m(_ _)m)
出すものを出し終わった隊長は、スッキリとした面持ちでトイレから出ようとした。
が、トイレの出口で、、飛び込んできた光景に隊長は固まってしまった。。。
先ほどまで静かだった駐車場が暴風雨のオンステージになっている! シャワーのような雨が強風によってあちこちに振り回され
それはもう“バケツをひっくりかえしたような天気”を通り越し
“バケツの水をひっくりかえした後、そのバケツを蹴っ飛ばし、バクチクを鳴らしながら悪童がわめき散らしているような天気”だった。。。

どれくらい立ち尽くしていただろう。。。 ふと我に返った隊長は意を決して車へと駆け込んだ。
ほんの少しの距離なのにズブ濡れになり、一気に目が覚めてしまった。
タオルで身体を拭きつつ、「これは誰の呪いじゃあ〜?」とボヤいていると、この暴風雨で運転が困難になったドライバーが
続々とパーキングに避難してきた。 しかしこの暴風雨の恐怖は車の中に居ても、まだまだ納まらなかった。

強風のチカラというのは侮れないもので、重たい車をユッサ、ユッサと揺らし始めた。
これはちょっとしたアトラクションのようだ。 (いやいや誰もそんなアトラクション頼んでへんし)
何も出来ずにまんじりとしていると、つ、つ、ついに! あ、あの恐怖の大魔王が迫ってきた!
バリバリバリーーー! 隊長が最も恐れるカミナリさまが鳴り始めたではないかっ!
「ヤ、ヤバイっ! この音、いきなり近いぞっ!」 胸の鼓動は急上昇!
人混みが嫌いな隊長は駐車場でも一人離れたところに駐車していたのだが
“こんなだだっ広いところで、1台ポツンはさすがにまずい!”と思い、慌てて車群の中へ車を移動させるのだった。

30分後、恐怖の大魔王も、わめき散らす悪童も居なくなり、空はようやく普通の雨模様になった。。。(それでもやっぱり雨じゃないか!)
曇ったフロントガラスと冷や汗を拭き取り、隊長は一路、気田川へ旅立つのだった。。。

07年夏休みシリーズ第2弾となる気田川では、普段会えない仲間と初対面する予定があるのだ。
その“ある人”とは、当HPと相互リンクをして頂いている“気田川だより・ゆうかぬう”の管理人:ジョアキン氏である。
ブログ”気田川だより”でのタイムリーな記事も好評!)
彼は気田川をこよなく愛しているのはもちろん、大局的思考が隊長と近いので会うのが楽しみだった。

気田川に着く頃、やっと雨が止んだ。 天竜川を横目に北上し、気田川との合流地点にやってきた。
天竜川の濁流に比べると気田川の水はまだマシだったが、やはり増水の感は否めなかった。。。
「こりゃ今日は無理だな」と早々に諦め、今日はじっくりと下見をすることに決めた。
あちこち寄り道しながら車を走らせたので、上流に着く頃には昼メシ時になっていた。
公園でコンビニ弁当を食った後、待ち合わせ場所の秋葉神社下社へ向かった。

ここでジョアキン氏と初めての御対面!
緊張気味の隊長に気さくに話しかけてくださり、なんと彼のお気に入りの河原へ案内してもらえることになった。
着いてみると、そこは、隊長が腕組みをして唸るほど良い河原だった!
しばし気田川について閑談した後、隊長が下見した場所を話すと
彼は「ここにも、ここにも、あそこにもイイ所がありますよ!」と言い、車で案内してくれることになった。

ジョアキン氏は気田川そのものだけでなく、流域のこと(街のこと)も熟知しており、いろいろ教えてくれるのだった。
「春野町は昔、製紙工場があったおかげで物凄く賑わっていたんだよ」という史話など、その情報のどれもが役立つものばかりでした。
彼の話しっぷりを間近で聞いていると、改めて「あぁ、この人、ほんまにココが好きなんやなぁ〜」と感じた。。。

お勧めポイントを教えてもらった後、我々はちょっと早い夕食を食べに彼のお気に入りだという”澤田屋”という旅館へ向かった。
ジョアキン氏と澤田屋の御主人はブログで親交を深めたそうだ。 恐るべし、IT社会!
部屋に通されて寛ぐ二人。
その昔ながらのたたずまいに、思わず見とれてしまう隊長。 この旅館には、心穏やかな時間が流れていた。
美味しい食事はもちろん、御主人と女将さんの気さくな人柄にハマッてしまった隊長であった。。。(^;^)
ジョアキン氏がお気に入りと言うのがとてもうなずける旅館だった。。。

左から、御主人とジョアキン氏(ボカシ入)と隊長
前のチビッコは”若女将と若だんな”(^;^)
女将さんがシャッターを押してくれたので
女将さんの美貌がお見せ出来ないのが残念
どうしても素敵な女将さんを見てみたいという方は
宿を予約して泊まりに行きましょう!(^;^)


澤田屋はあくまでも旅館です。
二人で食事を摂ることができたのはジョアキン氏の口添えがあったからでしょう。
しかし、仕出し弁当なども取り扱っているようなので
ある程度の人数が揃っていれば、電話で問い合わせてみるとよいでしょう。

澤田屋の御主人のブログ”春野の四季” (澤田屋の詳細
「一度は泊まりたい!」と思うほどの旅館でした。(^;^)

お酒を買ってお気に入りの河原へ戻り
野宿の仕度を済ませると、辺りはすぐに暗くなった。
澤田屋特製の”出汁巻き玉子”を肴に酒がすすむ。
おぼろげに映る月あかりを眺めながら、ジョアキン氏と語り合う。
余計なものが何もない空間で、同志と過ごす時間。
とても充足した気分の夏の夜長だった。。。




__________________31日_________________

ジョアキン氏とその愛艇:バックカントリー
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  ↓ツーレポに載ってない詳細・写真有り↓


テントの真上で鳴くヒグラシの声で目覚める。
こんな音の目覚まし時計があればいいのに。。。
(いや、それでは心地良すぎて起き上がれないかもしない:笑)
しばらく横になったままヒグラシの3重奏を楽しんだ。。。


テントから這い出し、サンダルを履き立ち上がると
目の前には静かな日本の川景色が広がっていた。
そこにはやはり、余計なもの、余計な音はなかった。
余計なものがないというのは、それだけで美しく
余計な音がないというのは、それだけで安らかになれると知った。

大きな木の下で椅子を広げ、腰掛ける。
川音を聞きながら、何を見るでもなく遠くを眺める。
木陰での贅沢な時間。

そういえば、毛虫の大嫌いな大男が居たなぁ。。。
その男は、体格も腕っぷしも風格もある男なのに
「ケムシー!」と言うだけで、飛び上がって逃げ回っていたなぁ。。。
私が「毛虫!」と言い終わらぬうちに
そう、「ケム」と言った時点で彼は飛び上がっていた。
恐らく彼は「ケムマキー!(忍者ハットリくん)」と叫んでも飛び上がるだろう。(笑)
今度、「ケミストリー!」と叫んで飛び上がるかどうか試してみよう。(^;^)
そんなことを考えながら”ボッサァ〜”としていると、ジョアキン氏が起きて来た。  川に向かって椅子をふたつ並べ、朝食を摂る。
ジョアキン氏「今日は天気が良いから、ちょっとだけ漕いでみませんか? 水はまだ濁ってますけど。
        なんだかオレ、 隊長さんと一緒に気田川を漕いでみたくなりましたよ!」
たしかにまだ濁りは取れておらず、普段の私なら漕ぐのを見送るところでしたが、こんな”殺し文句”を浴びせられては、致し方ない。
せっせと着替え始める隊長であった。。。(^;^)

ジョアキン氏のカヌー(スターンズ社のバックカントリー)に乗せてもらい、ここから3キロほど下ってみることになった。
準備を済ませ、河原から静かにスタート! 朝早い気田川の清々しい空気を吸いながらのプチツーリング。
二人が乗ったカヌーは、心地良い瀬を越えて行った。。。



ジョアキン氏
「あれがネムの木だよ! ほら、面白い形の花をつけてるでしょ。」
彼は動植物の名前を良く知っていて感心させられました。
川ガラスやクロマドボタルなど、隊長の知らない生物の話は面白かった。

隊長「なんで、そんなに詳しいの?」

ジョアキン氏
「ある日、僕は気づいたんだ。
 自分の周りにある動植物の名前をひとつも知らないということに。
 自分の周りの友人・知人の名前は覚えているのに、
 同じ生き物であるにもかかわらず、動植物のことになると何も知らないなんて。
 そのことがなんだか自分自身で恥ずかしくなり
 あの花は何ていうのだろう? あの鳥は何ていうのだろう?と思うと
 帰宅してから調べるようになったんだ。 図鑑を買ってきてね。(^;^)
 その繰り返しを続けていくうちに、覚えることができたんだ。」

隊長「なるほど!同じ生き物だから友達の名前を覚えるような感覚なんだね。」
瀬を乗り越えるたびに、前席のジョアキン氏が視界から持ち上げられた。
ジョアキン氏「前席って結構迫力あるねー!怖いくらいだよ。うしろに乗ってる時とは大違いだね!」
この日初めて前席に乗ったという彼は高揚していた。。。

途中、豪快に流れる瀬がひとつあり、大波をかぶりながらそれを越えた。 ビショビショになった二人は顔を見合わせて笑った。
しばらく行くと、河原を造成している場所があり、ジョアキン氏は憤慨していた。
帰りに出会った老人も「あそこは昔からイイ遊び場だったのに」と嘆いていた。。。

適当な河原に舟を着けプチツーリングは終わった。 あっという間だったが、思い出深いツーリングとなった。



さて、ここからは二人で歩きながらスタート地点へ車を取りに行く。
これは普段短い距離をじっくり、ゆったりと楽しむジョアキン氏のスタイルだ。
二人でしゃべりながら歩いたので、思っていたよりも疲れなかった。
この”ちょい乗りカヌー&ウォーキング”は、じつに健康的で良い!
こんなに気楽にカヌーを楽しめる川が近くにあれば、
週末の散歩感覚で”ちょい乗りカヌー&ウォーキング”が楽しめるだろう。
そう思うとジョアキン氏が羨ましかった。
それほど隊長は気田川を気に入ってしまった。。。

お気に入りの河原へ歩き着いた二人は
「また逢いましょうね!」と言って別れた。
次に会うのは、そう遠い気がしなかった。。。
ジョアキン氏には、
現地の案内からツーリングの準備・片付けまで大変お世話になりました。
お忙しい中、時間を割いて出て来て頂いて本当にありがとうございました。
おかげで良い思い出ができました。またどこかの河原で語り合いましょう!



気田川沿いを歩いて帰る途中に見つけたヤブミョウガ
気分良く気田川をあとにした隊長は
今度は362号線を横断し大井川へ向かった。
(362号線はクネクネした細い山道だった。泣)
あわよくば大井川を下ろうと思い
下見へと出かけたのだが、大変な光景が眼に入ってきた!
大井川は気田川以上のカフェオレ濁流と化していたのだ。
雨にやられ、漕ごうと思った川が漕げず、今年はなんだかツイてないなぁ〜。
意気消沈した隊長はとりあえず上流域の下見を済ませ、
道の駅・川根温泉で湯に浸かり、クーラーの効いた休憩室で寛いだ。
そして「あの濁流じゃ明日も無理だろうな」とうな垂れたまま
またもPキャンするのだった。。。





07年夏休みシリーズ第3弾07-08-01大井川へと続く。。。

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Conquest(コンケスト) トライスキー60







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モンベル(montbell) ネオプレン パドルポギー







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モンベル(montbell) DLT.レースロング









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