05-06-04 志々島

久しぶりに志々島へ行ってみたくなった。
あそこには実にのんびりとした時間が流れているのだ。

川竹隊員を誘ってみよう!
と思ったのだが、彼も忙しい身の上だ。
おまけに自宅は香川県の東の端(東かがわ市)だから
志々島行きの朝一の便に乗るには、ものすごい早起きをしなければならない。

そこで一計を案じる。
「川竹さぁぁぁ〜ん、自宅から当日朝出発してくるのは大変やろ?
 前日からオレんちに泊まってけばいいよ!
 そうや、前の日の晩メシは”一鶴(いっかく)”のトリを食いに行こうよ!」

決まった! この誘い文句を断れるヤツなどいない。
酒飲みは”一鶴(いっかく)”のトリに弱いのだ。(爆)

というわけで、前日、一鶴のトリ&ビアを堪能しに行くのであった。
東の方に一鶴のお店は無いから、ひさびさに食べる川竹さんは満足顔。
 食ってる最中に嫁さんから電話が入る。
「私は今回お留守番してるんだから、必ず一鶴をお持ち帰りしてきなさいよ!」
絶対命令だ!もしこの任務を川竹さんが忘れたら、、、
はぁぁぁ〜、、、考えるだけで恐ろしい。。。

   


翌朝、無事に志々島行きの船に乗る。
片道330円は今も変わっていなかった。 嬉しい。。。

波も静かで、早くも僕らに和やかな風を運んでくれる。
今日一日、頭がくさるほどのんびりしよう!


志々島に着き、私の心の片隅に引っ掛かっていた憂いが吹っ飛んだ。
少し前まで志々島には映画ロケの建物やセットがあり、ロケ地を見に来る人達が増え、
”何も無い良さ”のある志々島に違和感が生じ初めていたからだ。

あれから月日が経ち、それがより一層進行していないか不安だったのだが
セットなどは取り払われ、いつもの志々島に戻っていた。 嬉しかった。(^;^)
川竹隊員による”堤防での正しいタープの張り方講座〜!”チャンチャカチャカチャン♪
1.まず人差し指に気合を込め、その指で堤防のコンクリに穴を開けます。
2.次にその穴へ、ポール・ペグなどを叩きこみます。
3.最後にタープ・ロープを張り、ハイできあがり。

←いやぁ〜、これはすごしやすい!
  こうして見ると、”釣り堀”みたいだね。(笑)

川竹隊員:「こうやって、のべ竿で
       そこに見えてる小さな魚を釣るってぇのも面白いもんだねぇ。」

  隊長:「あなたホントそういうの好きねぇ。(^;^) あっ!なんか釣れた!?」

川竹隊員:「あっ!おっしぃぃぃ〜! そや、あっちの竿のエサも替えなあかんな。」
てく、てく、てく。

川竹隊員:「おぉ! うん? おっ、おぉぉぉ!?」
糸を巻きながら川竹さんが不思議そうな顔をしている

見ると何かが釣れている。しかし川竹隊員である。 あの川竹隊員のことである!
どうせネバゴチだろう?と、私は椅子に腰掛けたまま動かない。

次の瞬間、川竹さんの奇声に我が耳を疑った。
川竹隊員:
「えっ!何?なんや?。。。  うわっ!キスや!
キスやぁあああー!キスが釣れたぁあああああー!
もう、島中に響き渡る絶叫である。。。

近寄って見ると、ものすごく立派なキスに驚いた。丸々と太った大物だ!
自分で釣り上げておきながらアンビリバボーな表情の川竹隊員。
しかし驚いたのはこっちの方だ!
隊長:「川竹さんっ!これ、キスだよ!正真正銘のキスだよ!しかも大きいやん!」
これを見せられた私は、もう黙って座ってなんかいられない!

   隊長:「どこ?どこ?どこで釣れたん?」

川竹隊員:「ん?あっちの方向!」

よしっ!さっそく教えてもらった方向へ投げる! 2本ともそっちへブン投げる!
しかし、私の期待とは裏腹に、竿先はピクリとも動かない。

こんな時、決まって私はいろんな神さまにお願いをする。
「○○の神様、キスが掛かりますように!キスが釣れますように!」


←たのむ竿よ!ガクンとしなっておくれ!の図。




しかし、無情にも時間だけが流れ過ぎる。。。
←「んもぅ〜!隊長がそっちに投げてしもうたら
  オレの投げるとこが無くなってしまうやんか!ぷんぷん!」の図
隊長:
「釣れたぁあああー!
 なんやしらんけど釣れたぁあああああー!
オレも絶叫してみたかったので、キスやないけど絶叫したった。はは〜んだ。

←竿を上げると、10センチくらいの魚が掛かっていた。アイナメの子供みたいな魚が。

この魚はすぐにハリを飲み込むので厄介だ!
特にこの写真の魚はハリを2本も飲み込んでいた。
「もっと大きくなって帰って来い!」と、解き放った。
 この後、これしか釣れなかった。
そして潮も引いてしまい、アタリさえも無くなってしまった。。。



隊長:「川竹さん、、、釣り師には2種類の人しかおらんのやで。
    釣れる人と、釣れない人。。。」



←やっとれっかっ!(怒)の図。

川竹隊員:「まぁまぁ、そう言いなさんな。」(^;^)

そりゃあ、大きなキスを釣り上げた川竹隊員は満足でしょうに!
”ファインディング・ニモ”のTシャツが、その余裕さを一層引き立て、ムカつく。。。(爆)

これが志々島の全景だ! 家も人も少ない。 これでいいのだ。(って、バカボンかオレは!)

さて、もう釣りはそこそこにして一杯やりますか?

川竹隊員:「この写真、ビール会社からCM依頼が来るんちゃう?」

  隊長:「来るかなぁ〜?
      でも川竹さんの持ってるのキリンで、オレが持ってるのサントリーやで!(笑)」
 隊長:「しかし、気持ちええなぁ〜!ここは。 やっぱこういう場所がなきゃダメだよ。」

川竹隊員:「ふあぁぁぁ〜。眠たくなってきた。」


←このメシを頬張る時の顔と、大あくびしてる時の顔は
  幼い頃から変わってないように思う。(爆)






おい、ほんまに寝てしもたぞ!(笑)
こうして4時頃まで、の〜んびりとし、頭の中をカラッポにして帰るのであった。。。

  

釣りに興味のある方・釣りに行く時は誘ってちょうだい、って人はメール下さい→

釣遊録のトップページに戻る




本HPに関するトラブルにつきましては、当方では一切責任を負いませんので、それを考慮の上お楽しみ下さい





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送