04-09-11 仁尾港


今回は仁尾港へやってきました。
ここは岸壁に車を横付け出来るし、トイレも遊具もある。
ファミリーでのんびりするには、もってこいの場所です。

今日は柳生さん親子と仁尾港(地図)で待ち合わせ。
私は豆アジのサビキ釣りを楽しむ為、朝から到着。 柳生親子は
今日は釣りよりも、おひさまの下でのんびりする方に重点を置いているそうなので
遅れて来ることになっている。

私は、この場所に来るのは初めてなので、どこに竿を出そうかとちょっと迷う。
岸壁側は、車を付けてヒョイと竿を出せるが、既に人がいっぱいでイイ場所がない。
堤防側では、先端で3人が、かたまってサビキ釣りをしている。
その途中はガラ空きだ。ガラ空きということは釣れないということか?
と思ったので、堤防先端の手前で竿を出すことにした。
ほんとは先端の3人のかたまりに入って釣ればいいんだけど
なんか休日にまで”満員電車”や”渋滞”を連想させる空気に身を置きたくはない。
心細かったが、手前で竿を出すことにした。

先端の人達がパラパラと釣り上げている。こちらから見ると魚がヤケに小さく見える。
ゲッ!ひょっとしてママカリか?ママカリはヤダなぁ。。。オレはアジの方がいい!

ここは初めての場所なので、どのくらいのタナ(深さ)で釣れているのか解らない。
まので先端の人達のタナを盗み見る。
といっても少し離れているのでウキ止めの位置なんか見えっこない。

イスとテーブルのある建屋もあります。
この日も、カップルや親子が、ランチや休憩に使っていました。
本当にお手軽でイイ場所です。

そこでどうしたかというと、まず先端の人達が仕掛けをドボンと投入してから
ウキがビーン!と直立するまでの秒数をはかるのだ。
そして、その秒数と同じくらいに自分のウキが立つように調整すればいいのだ。

3投目でアタリがきた!ウキがビク、ビク、ビクゥーン!と沈む。
「おっ!来た、来た。」
釣り上げてみると、外道の”ヤハギ”だった。
10cmにも満たないスズメダイ?みたいなやつ。この辺りではヤハギと呼ぶ。
「うわっ!ショックぅ〜。これはアカンで!」
このヤハギもまた群れをなしているので、こいつらにかかると厄介だ。
タナを変えてみたり、もっと遠くへ投げてみたりして試行錯誤は続く。。。

「うーん、なんや釣れんなぁ。やっぱアジの群れは先端にいるようだな。。。」と
諦め気味に遠くを眺めていると、先端で釣りをしている中の1人が竿を納めた。
その老人が私の後ろを通る際、
「あそこに入ってやったらええよ。あそこ空いたから。」と言ってくれた。
「あっ、はい!どうも。」 もはや満員電車や渋滞などと言っている場合ではない。
釣れないよりはマシだ!とばかりに素早くそこへ入りこんだ。

釣果は歴然だった! 仕掛けを放りこむ毎にウキが沈む。
何もかかっていない仕掛けを上げるのは、5投に1回の割合でしかない。

堤防の先端から見た港内側。
この日は、正面の岸壁にチヌのバクダン釣りをする老人達が
10名程と、アジのサビキ釣りをする人が数名いました。

しかも3回に1度の割合で、3匹が一度に掛かっている。
これを”入れ食い”と言わずして、何を”入れ食い”と言うのだ!
「ありがとう!神様。 ありがとう!オッサン。」
滅多にないこの状況に、私の心はもうウットリ。。。 まるで私の周囲1mに
少女マンガのような花や星がちりばめられたような気分でした。
(今想像するとキモい。。。)

その妙なオーラを感じ取ったのか?他の2人がこちらを振り向いた。
「アレ?おっさんがいつの間にか、ニヤついた変な奴に替わっとる。」
と思ったらしく、目を合わすのを避けるように向き直ってしまった。
 でも、いいのだ!変な奴に思われようが、無視されようが、
私は今、”入れ食い!”なのだー! ”うはうは”なのだー! わっはっはー!

「それにしてもすごい!なんぼでも釣れるじゃないか! でも、釣れるからといって
 必要以上に釣ってはいけない。自分が家で食べるだけでいいんだ。
 何事にも節度が大切だ! 自然のおきてを忘れてはならない。
 どこかのスポーツ新聞のように、釣った魚をズラァ〜っと並べて写真を撮るような
 アホになってもしょうがない。 よし!今日は50匹釣れたら納竿だ!」
と自分にセーブをかける。

しかし、面白いように釣れる。ドンドコ、ドンドコ釣れる。

   

堤防の先端から見た港外側。
意外にもこの堤防の途中で竿を出している人はいなかった。

アミエビをカゴに入れて3m先に放りこむ。
  ↓
ウキが左から右へプカプカと流れ出して10秒後。ウキが毎回同じ場所で沈み込む。
  ↓
竿を上げてアジを針から外す。
  ↓
またアミエビをカゴに入れて投入。 この繰り返しである。
忙しくて、クーラーボックスに腰掛ける暇も無い。

ふと、単調作業を続けている自分に気付き
「なんかベルトコンベア式の工場の機械みたい」と違和感を覚える。
そう思いながらも、この作業がやめられない。
そう、、、もうこうなってくると”釣り”というよりは、むしろ”作業”である。はい。

最初のうちは、1匹釣れる毎にクーラーボックスに入れていましたが
”作業”を効率良くする為に、3匹釣れるまではその場にピチピチ跳ねさせておき、
3匹たまった時点でクーラーに入れるようにした。

仁尾のマリーナ側の堤防が見える。
今日はイイ天気なので、たくさんの釣り人が見えます。
マリーナ側の港にも公園とトイレがあります。

アジが1匹掛かるとウキがビク、ビクーン!と沈むのだが、
今度はすぐには上げず、少し泳がせてから上げるようにしてみた。
なぜなら、サビキの仕掛けというのは針が5つも6つも付いているからだ。
1匹が掛かっても、2匹目、3匹目が掛かるかもしれないのだ!イッヒッヒ!
”少し泳がせてから釣り上げる”というと、なんだか港署の刑事みたいでカッコいいが
実際にやってみると、針に掛かった2匹のアジが
アッチに行ったり、コッチに行ったりするため、糸がグチャグチャに絡まり
そりゃあもう大変な状態になってしまうのだ!
港署の刑事というよりは、湾岸署の管理職状態ですね。。。

投入する→釣れる→投入する→釣れる、というヒートアップ状態が続くと
人間的に精神状態が崩壊し、我を忘れて釣ってしまいそうになる。
「もうそろそろ50匹やから、やめなきゃな!」という自分と
「もう少し釣ろう!もっと釣ろう!」という自分が居て、葛藤している。
なぜかシンナー中毒やシャブ中、アル中の人を想像し、
なんとか自分を制御し、ほどよいところで納竿することができた。

片付けを済ませると、額にうっすらと心地良い汗をかいていた。満足!満足!

今日は、「アジが釣れなかったら、サヨリ釣りを試してみよう」と思い
その準備もして来ていたのだが、使わずに終わりました。。。
そんな中、一人の老人がやって来て、サヨリ釣りを始めた。
サヨリ釣りの仕掛けも独特なものなので、
「おいさんはどんな仕掛けをしてるんやろ?」と興味深々で見守る。

老人は、ほぼ毎日のようにサヨリを釣りに来ているそうだが、
今日はサヨリが寄っていないので釣れていないとのことでした。

余ったアミエビのブロック半分を老人にあげて、意気揚々と堤防をあとにする。

←堤防の先端。向うに蔦島が見える。
うしろ姿の老人は、サヨリ釣りのエキスパートらしい。。。


「しかし、柳生さんは遅いのぉ〜。来てれば、サビキでアジを釣る醍醐味を味わわせてあげれたのに。。。」
と残念に思いながら、手を洗っていると、やって来た。
隊長:「おっそぉ〜〜〜! オレ、もう釣りして終わったで!」
柳生:「えっ!ウソぉ? もう終わったん? なんか釣れたか?」
隊長:「うん。入れ食い!小さいアジやけど、いっぱい釣れたで!爆釣や!はっはっはー!」
柳生:「えぇー!ホンマかぁ? また、またぁー。そんなこと言うて、あまりにもなんちゃ釣れんもんやからやめてしもたんちゃうん?(疑)」
隊長:「ホンマやって! ほらぁ!」と、クーラーの中を見せる。
柳生:「うわっ!ホンマや!(驚) こんなん釣れるんか?(目をむきながら)」
ケンゴ:「ホンマや!スゲェ。 やっぱ隊長はスゲェ! おとうさんとは大違いや!」
当たり前である。こんな”へなちょこ”と一緒にされては困るのである。 私は、ここぞ!とばかりに柳生さんに爆釣自慢話を聞かせてあげようとしたのだが
柳生さんは、「そんなの聞きたくなーい!お前の爆釣話なんか聞きたくなーい!」と逃げ回り、そそくさと釣りの準備にとりかかった。
でも、どうしても聞いてもらいたい私は、柳生さんに詰め寄り、「それがなぁ、先端に行った途端なぁ、、、」と話し出す。
それでも、柳生さんは私の自慢話をかたくなに拒絶した。 両手の人差し指を毎秒10回のスピードで耳の穴に突っ込んだり抜いたりしている。
そして「あーーー、あ、あ、あーーー聞こえない、聞こえない、なーんも聞こえなーい!」と叫ぶ。
(オマエは小学生か!?。。。)
仕方ないので諦めて、「うわっ! あの人、叶姉妹にそっくりや!」と叫んでみた。
柳生:「えっ!どこどこ?」
隊長:「ちゃんと聞こえとるやんけ!ボケッ。」
柳生:「えへへ。。。(恥)」
隊長:「えへへであるかい!(怒) 罰として昼食の準備をしなさい。」
今日はこんなに良いお天気ですが、今年はほとんどの週末が台風で散々でしたね。 特についこないだの台風の被害は凄く、柳生さんも大変だったそうだ。
柳生さんの職場は観音寺市にあるのですが、水浸しになったそうだ。
それに会社の門のところには、ボートが打ち上げられており、周辺は汚水の混じった水が溢れ、臭くて後片付けが大変だったそうだ。
巷では「地球温暖化だ!」と声高に話されているが、その割には”しゃべるだけ”で、そのために行動を示す者は少ない。
地球温暖化は、しゃべればどこかへ吹き飛ぶもんだと思っているらしい。「地球温暖化だ!恐いわねぇ。」という奴に限って、車を使う回数を減らさない。
そのうちの何回かを自転車や歩きにすると健康にもイイぞ。 本当に恐いのは地球温暖化ではない。本当に恐いのは、そういう人達の無知だ!
この記事を書いている今、TVでは新潟県中越地震の模様が流れている。被災者の方達には言葉で言い尽くせない程の心の痛みを感じています。
自然の営みを受け入れるしかないということは解っているのだが、やるせない。。。
 地球温暖化が、何に、どのくらいの規模で、どのように影響しているのか?を正確に判断するのは難しいだろう。
しかし、常にまわりを見渡していれば、その変化の速さ(違和感)に気付くだろう。
 ”変化しない”なんてことは、これまたありえない話だ!はるか後には、どこかとどこかの大陸がくっつくのだから。
その地球の営みの証拠を、地震という形で我々は垣間見ることができる。
無知な奴はきっとこの事実も知らないのであろう。 我が心の師”野田知佑”さんも言っていた。「無知は罪なり」と。。。
柳生:「ケンゴ!今、釣りの話をしたらいかんぞ!
     隊長の”爆釣話”が始まってしまうから。
    ここは我慢して昼メシの準備や!ええなケンゴ。」
ケンゴ:「うん。わかったよ、おとうさん。。。」
柳生:「うわっ、危な!おおかた目があうとこやった。
    ケンゴ、気をつけろ!隊長すぐそこにおるから
    絶対に目を合わさんようにせぇよ。」
ケンゴ:「えっ、そうなん? こわいよ、おとうさん。。。」
     (ぷぅ〜。。。)
ケンゴ:「わっ!やべ!オナラ出てもうたよ、とうさん!」
柳生:「えぇっ!でも、だいじょうぶやケンゴ。今のは”ぷぅ〜”って音やったやろ。
    あれが”ブッ!”やったら危なかったけど、
    ”ぷぅ〜”やったし、かわいらしい音やったから大丈夫じゃケンゴ。
    聞こえてへん。聞こえてへん。。。」
ケンゴ:「ホッ、よかった。  。。。。。。。。。。  !(ギクッ)」
柳生:「。。。。。。。。うわクサッ! くっさぁ〜ケンゴ!
    その匂いはヤバイぞ、ケンゴ! 風向きが隊長の方に向いてたら
    ”爆釣話”に火がつくとこやったのぉ。。。危ない、危ない。(汗)」

柳生:「よし!焼けたぞー!」
隊長:「おぉー、ありがと。ありがと。 じゃあ一杯やりますか?」



柳生:「えぇ天気やなぁー。気持ちええわぁー!」
ケンゴ:「とうさん。釣る気ゼロやろ?」
柳生:「えっ?。。。なんでわかったん?」
ケンゴ:「それ、エサ付いてないで。」
柳生:「。。。。。」
柳生:「あー、いい気分になってきたー!昼間っからビールはええのぉ!
    気持ち良くなってきたから、ちょっとココで寝るわ。。。」
ケンゴ:「えー!やめてよ、とうさん! そんなとこで寝て、落っこちたらどうすん?」
柳生:「だいじょーぶじゃケンゴ。落ちへんわ!えへへ。」
隊長:「まぁ、大丈夫やろ、ケンゴ。。。
    それにしてもケンゴがオヤジのこと心配すんのは珍しいのぉ。」
ケンゴ:「えぇー? だって、とうさんが落っこちたらオレ、帰れんやんか!
     車の運転できへんし!」
柳生:「そっちの心配かよ!(怒)」
隊長:「フッ。。。」
柳生:「なんやもう!もっとオヤジを気遣った言葉が出ねぇのかよ?もぉー。
    あっ!は、はぁぁ。。。」
ケンゴ:「どしたん?とうさん?」
柳生:「はあー。。。は、は、はあー。。。」
ケンゴ:「どしたん?とうさん?」
柳生:「く、く、くしゃみ出そう!くしゃみ! は、はぁぁー。。。」
ケンゴ:「。。。。。はよせぇ!」
柳生:「はぁぁー。。。あぁ? なんや止まってしもたわ。」
ケンゴ:「終わりかーい! ったく!(怒)」




隊長:「まぁまぁ、そうカリカリせんと、ヤキイモでもどう?」





ケンゴ:「うっめぇ〜! オレ、皮の部分が好きなんだよねぇー。」

柳生:「えぇぇっ! ケンゴ! お前、皮は食うなよ!
    皮は食べたらアカンぞ!皮は!」
隊長:「めちゃめちゃ焦げた部分はやめときや。
    それ以外のところは大丈夫やろ。」
ケンゴ:「チッ! なんちゃ分かってないのぉ。皮がうまいんやんけ!」
柳生:「ウソやろ?おとうさんはいつも皮を全部むいでから食べよるぞ。」


←皮のむき残しが無いか真剣にチェックしている”へなちょこな親”と
 皮ごとかぶりつく”ワイルドな息子”。。。




隊長:「そういや夏休みにUSJに行ったんやってなぁ?
    どやった?スパイダーなんとか、って乗ったん?」
柳生:「おぉ、行ったぞ!行ったぞ! スパイダーマン乗ったぞ!乗ったぞ!」
    おもろかったのぉ、ケンゴ!」
ケンゴ:「うん。おもっしょかった!」
柳生:「すごいんぞ!スパイダーマン、指からこぅやって糸を出すんぞ!
    ピューーーって!」
←どう見ても”ゲッツ!”にしか見えんよ。。。
  絶対にそんなポーズちゃうし! そんなニヤついてへんし!

隊長:「ケンゴの為とか、なんやかんや言うて、
    ホンマは自分が行きたかったんやろ?」
柳生:「えっ?そうや!どしたん、当たり前やんそんなん!」
隊長:「。。。。。(やっぱりコイツ小学生や!)」
柳生:「スパイダーマンって言うたらカッコええけど
    日本語で言うたら”クモ男”だぜ!クモ男!オレ、クモ男にはなりとうないわ。
    海外ではヒーローでも、江戸時代に日本に来てたら怪物だな、怪物!」
ケンゴ:「言うな!日本語で。(怒)  しかも、江戸時代になんかけぇへんし!」
隊長:「そういや、昔、家の中に茶色の足のながーいクモがよく出てたけど
    最近めっきり見なくなったなぁー。
    朝起きてアレが枕元におって、飛び起きたことがあるわ!」
柳生:「オレんちにも出るぞ!新聞で叩こうとすると
    ピョンピョン跳ねながら逃げるんや。
    老人とかはアレをティッシュで手掴みするらしいぞ!
    前にいっぺん、そのクモを叩いて火の中に放りこんだことがあるんや。
    叩かれた後、クモの体はキューっと縮まってしまうんやけど
  ←こんな感じ。 それを火に放りこんだら、どないなると思う?」
隊長:「???」
ケンゴ:「?????」
柳生:「火に放りこんだ瞬間、バアァァーーー!
    って一瞬ひろがってから、また小さくなって死んでいくんや。
  ←こんな感じ。」
隊長:「。。。。。なんちゅうことをするんや。」
ケンゴ:「。。。。。ホンマ残酷やわぁ!
     それにそのクモ、絶対にそんなニヤついた顔してないはずや!」
柳生:「ホンマやん!ホンマやん!ウガアァァーーー!
    って、ひろがるんぞ!すごいやろ?すごい発見やろこれ!?
    トリビアに出そうか?”ンガバァァァーー!”ってひろがります、って。」
隊長:「もう、なんべんもせんでええわ!」
ケンゴ:「しかも、やるたびに叫び声が変わっとるぞ!」



柳生:「そんなんどぉでもええねん。さぁ、釣りしよ!釣り。。。」
ケンゴ:「変わり身早えぇー!」
隊長:「ほんまや、自分からしゃべり出したくせに。。。」


柳生:「おっ!なんか掛かっとる!なんか釣れとるぞコレ!」
柳生:「はっはっは!どうだ君達。これが私の実力だ!羨ましいだろ!」

釣れているのは小さなチビフグ。
遠い目をして、そんなに威張って言われても、全然羨ましくないのである。。。
どちらかというとアンタみたいにはなりたくない。
←フナ虫を捕まえてニヤニヤする柳生さん。
 いっそのこと”フナ虫男”になっちまえばいいのだ。
 外国に行けば、案外カッコイイ呼び名でヒーローになれるかもよ?
←釣具店で、こんな物を買ってみた。

魚釣りの後は手が臭くなってしまう。
ましてサビキなんかした日にゃあ、車のハンドルが3日間は臭くなってしまうよ。
 釣具店では、消臭シートや消臭洗剤をよく見かけるが、
このような消臭ジェルというのは初めて見かけたのだ。
消臭シートはゴミになるし、消臭洗剤は洗い終わった水を海へ流すことになるから
今までこの類は買ったことがなかった。
だが、この消臭ジェルは塗り終わって1分くらいで気化してしまうのだ。
恐らく、アルコールが気化するように、汚れと臭いを分解除去するのであろう。
ドライクリーニングと同じ原理だな。
これなら環境に優しいし、お手軽だ!と思って買ってみた。
 で、実際に試してみた感想は、”まずまず”といった感じでした。
臭いが全く消え去るということはありませんが、かなりやわらぎました。
だからまず手を水で洗ってから、このジェルを使えばかなり緩和されるでしょうね。
 まぁ、魚釣りの後の臭い匂いが100%キッパリと消える商品があったとしたら
それはかなりの確率で体に悪いでしょうから、逆に買わないけどね。
100%匂いを消したけりゃ、鼻栓を買うことをお勧めするよ。(笑)
←かわいいマメアジ達。

数えてみると49匹。
釣り場で「もうそろそろ50匹やからええやろ」と思った私の概算(感覚)は
なかなかの精度であったようだ。

ウロコをとり、ハラワタを抜いた段階で、もうすでに息が上がる私。
何日かに別けて、刺身やタタキにして食べればいいのでしょうが
面倒くさがりの私は一期に勝負にでることにした。
「よし!今回は”アジの南蛮漬け”にトライだ!」

下ごしらえから盛り付けまで、結構しんどかったですが
初めて作るメニューなので、楽しみながらできました。
新妻の気持ちが少し分かったような気がした。(笑)


←どこかのスポーツ新聞の写真と五十歩百歩じゃねぇか!と言われそうだな。(爆)



「出来上がってみると、けっこう多いな!」
なんとも言えぬ達成感にひたりながら、腕を組みしばしの間眺める。

困ったのはこの後だった。。。
その晩、家族と夕食を囲んだのだが、母は”南蛮漬け”や”三杯酢系”がキライなので手をつけない。父は3匹ほどしか手をつけてくれない。
ちっくしょー!大きな誤算だった。 たしかに味はボケ気味なのでしょうがない。(←これは公算済みだったが。。。)
この日から、このかわいいマメアジ達をおなかに放り込む日々が1週間続くのであった。ギャフン!
(教訓その1)・アジにはしっかりと下味をつけよう!(←オヤジギャグになってしまった。。。)
(教訓その2)・頭から尾っぽまで食べられるように”低温で、じっくりと”揚げよう!
(教訓その3)・御利用は計画的に!家族計画ならぬ”さかな計画”を最初に立てておこう!

  

釣りに興味のある方・釣りに行く時は誘ってちょうだい、って人はメール下さい→

釣遊録のトップページに戻る




本HPに関するトラブルにつきましては、当方では一切責任を負いませんので、それを考慮の上お楽しみ下さい





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送