04-05-22 大野原

今回は、へなちょこ柳生さんとケンゴと一緒に
キスを釣りに花稲漁港(地図)へ行って来ました。

ここは、型は小さいですが、すぐ近くで釣れ、
フグがほとんど掛からないので、釣りやすい場所です。

潮が満ちてきた頃、柳生さんが
「おっ!なんか掛かっとる! えっ? わっ、カレイや!」と叫んだ。
たしかに立派なカレイ、、、? の形はしている。。。
でも、こんな小さいの釣って、本気で喜ぶなよな!

隊長:「しょっぼぉ〜!ようこんなん釣るなぁ!?
    オレやったら恥ずかしくてみんなに気付かれないように逃がすわ!」

ケンゴ:「うわっ!なんやコレ? ちっせぇー! とうさん、ダサッ!」

へなちょこ:「うるさい! カレイには変わりないんじゃ。
        よっしゃあー、みんなより1匹リードじゃ!」
   
それ以降、釣果が上がらず、あまりにもヒマになってきた。

へなちょこ:「はぁー、全然引かんのー。。。  そうやケンゴ!
       おとうさんは昔、ハリーポッターと同じ魔法学校に通ってたんやぞ!」
       中退したんやけどな。。。
       だからこんな棒をスグに魔法の棒に変えることが出来るんやぞ!
       見とけよぉ〜!」

ケンゴ:「んなワケないやん! さぶっ。」
へなちょこ:「ふぅ〜! ぶつ、ぶつ、ぶつ。
       釣り竿よ〜!宙に舞い上がれー!
       ぶつ、ぶつ、ぶつ。 う〜ん、もう少し!
       釣り竿よ〜!君は、僕みたいにへなちょこじゃないんだ!
       君なら必ず飛べるはずさ! さぁ、ゆくのだー!
       釣り竿よ〜!天高く舞い上がれぇーーーー!」
へなちょこ:「フンゲッ!
       ありゃ、発砲スチロールが上がってもうた!」

ケンゴ:「うわっ!でも、とうさんスゲェー!
     オレにも教えて! なぁ、教えて!」
へなちょこ:「ふっふっふ。 息子よ、とうさんのすごさを思い知ったか!
        よし、まずは基本から伝授しよう!
        この練習法は秘伝だから、だれにも見られるなよ。」

隊長:「いや、いや、おもいっきしオレここにおるんやけど。。。
    しかも周りにもいっぱい釣り人おるんやけど。。。恥ずかしないん?」

へなちょこ:「ただの棒を魔法の棒に変えるには、棒さんとお話することが大切。
        まず、基本の姿勢はこう!」

隊長:「無視かっ? なぁ、オレ無視か!?」

へなちょこ:「棒さん、棒さん。 私と君は一心同体! これから君は〜」
へなちょこ:「うわぁ!待ってぇー!
       ねぇ、待ってよ!棒さんったらぁ〜!」

ケンゴ:「。。。。。」
へなちょこ柳生さんに、つまらん寸劇を見せられた後も
ぜんぜんアタリがなく、暇すぎるので「ゴカイ相撲」を始める。

ゴカイ相撲に飽きた頃、へなちょこがキスをもう1匹釣り上げて終了!

へなちょこに釣果で負けはしたものの、
久々に堤防の上で海を眺めることができ、満足な1日でした。

食べないのならスグ逃がす。 持って帰るからには食べる。
どこかのスポーツ新聞の記事みたいに必要以上釣らない!

なんとか、刺身に!
これで精一杯!

  

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