03-04-27 志々島

志々島での魚釣り&潮干狩りにワクワクしながら
「朝一の便で行くぞ!」と、はりきってやってきた柳生親子。

「船酔いしないだろうか?船酔いして吐いたりしないだろうか?」
と内心緊張気味の、へなちょこ柳生。

ケンゴは楽勝モード!


後に見えるは、浮き桟橋に停泊中の定期船。
船内は、26〜30人位が座れそうな腰掛け椅子と、
荷物などを置く板の間デッキが有る。
この船の小ささ(風情)が隊長は大好きである。


”宮の下”港。(地図)
写真中央の、車がたくさん置かれている所が駐車場(無料)。

写真左側の建屋が待合所(トイレ有)。
待合所の中の券売機は使用できません。
料金は船に乗ってから、船員に支払います。
大人330円 子供170円。
料金は変動する恐れがある為、その都度確認して下さい。
荷物についても料金を徴収されるものもあります。





   
今、詫間のとある島に、映画の撮影で
”坂口憲司”やマチャアキが来ているらしい。
待合所の中に、大道具類が置かれ、ブルーシートが被せられていました。

どんな映画になってんのか楽しみやなぁ。








志々島(ししじま)の浮き桟橋。ここに船が着きます。
”宮の下”より20分くらい。スグです。











島側から見た桟橋。

この島には何もありません。
人も少ない。見かけるのは、ほとんど老人。
しかも1日5人くらいしか見かけない。
自販機もない。雑貨店が2店あるだけ。

だから隊長はこの島にボーっとしにやって来ます。

この島には何も無くていいのです。
何も無いところが、この島の良さなのです。
分かりやすくいうと、近代的な造形物が少ないところが良いのです。

桟橋から続くコンクリの道。
’01年位まではこのガードレールは無く
昔のたたづまいそのままという感じでしたが
’02年位からガードレールが付きました。
無い方が風情があったので残念です。
島民の高齢化の為、老人が渡る時に危ないと感じて取り付けたのでしょうか?
それならいたしかたありませんね。






コンクリの道を渡りきった所にトイレがあります。











寅さんのロケ地に使われたらしい。
題名は”寅次郎の縁談”











大阪の方の、とある会社の保養施設らしい。
島で一番キレイな建物ではなかろうか?
しかし、使っているところを一度も見たことが無い。
隊長が別荘にしたいくらいです。









いつも、この防波堤で釣りをします。
満潮時には海面が足場スレスレの所まで来ます。
ゆえに、スグに海で手を洗うことができます。
しかし、沖を船が通る時は注意して下さい。
船が散らした波がザバーッときて、足場が水浸しになりますから。
隊長も痛い目にあいました。(笑)


柳生さんはヤル気満々!
でしたが、フグ一匹でした。








島の西側に向かって歩くと、神社・堤防が見える。
この入り江でアサリは獲れますが小粒です。

このコンクリ&ガードレールも近年造られたものです。
この島に近代的造形物は似合いません。

この島だけは、できるかぎり昔の姿(風情)を残しておいて欲しいです。






先程の入り江の堤防。

こういう石積みの堤防は、カニなどの生物の棲家になるので隊長は好きです。














島を散策中に柳生さんがいなくなったので探していると、
「なぁなぁ、コレ見てん?コレ見てん?」と嬉しそうな顔をして現れた。
その手の中には、浜に打ち上げられていたクラゲが。。。














そのクラゲは、ものすごくグロテスクな姿をしていたので、
隊長とケンゴは「うわぁ〜!」と絶叫して、少し引いた。
なのにこの男は、なおも嬉しそうな笑みを浮かべ
「見よってよ!見よってよ!」と言ったかと思うと、次の瞬間、
「あ〜ぁタァ〜!」とケンシロウ風に絶叫し
人差し指でクラゲを突き刺したのだ!
それを見せられた隊長とケンゴは
また「うわああああぁ〜!」と絶叫し、逃げまくった。
なのにその後も、この男は「うわぁ〜、なんかプリンみた〜い!」と
ほざきながら、何度も何度もクラゲをツンツンするのであった。
そして最後には「最終奥義!」とのたまい、またケンシロウ風に
「あ〜たたたたたたたた!!!」とクラゲを突つきまくるのであった。
ケンゴが「こんなオヤジ、い〜や〜だ〜あぁぁぁ〜!」と絶叫していた。。。
島の中央から上がって行ってみる。
こんな路地が隊長はなんだか好きである。
しかも、この島の路地には昔のなつかしい看板が今でも現役である。
お宝になりそうな看板ばかりである。

ここで”ろっけ湯”という看板を発見!島に温泉施設があるのだろうか?
さすがに恐ろしくて未解明のまま帰ってきてしまった。
今度、へなちょこ柳生に調査させよう!










先程の路地を登って行き、島の中腹辺りからの眺め。
島の頂上には天然記念物の”大楠”(大きなくすのき)があります。

この日はケンゴが弱音を吐いた為、ここから下山。

頂上へ行く間の細い道は、幾つもの方向に別れ、
またどこかで先程の道につながっていたりして迷路のようで面白い。

道の両側の家屋(廃屋が多い)は草に覆われ
自然に飲みこまれそうになっている。



島の東側にある浜辺。

ここは小さいアサリならいます。

奥の岩場よりむこうへは行けません。








岩場のむこうに、うっすらと瀬戸大橋が見えます。











島から見る四国。

丸亀・多度津近辺のコンビナート群が見えます。

まん中の山が、讃岐富士こと飯野山(いいのやま)です。
あそこが飯山町(はんざんちょう)かぁ。。。







さて、潮が干いてきたので、岩場の潮溜まりに取り残された生物を観察。

父:「ケンゴ!ケンゴ!ココ、なんかおりそうやぞ!」。

息子:「えぇ〜?そんなとこ、おるわけないやん」

父:「。。。。。。。」






父:「ケンゴ!カニや!カニぃ〜!」

息子:「えっ?カニ? うわっ、ホンマや!
    でもそんな小さいの逃がしたげなよ!おとなげない」

父:「。。。。。。。」







潮溜まりでボク達の遊び相手をしてくれた唯一の魚。












その後、潮干狩りを楽しみました。
ここは、かなり大きいアサリが獲れるポイントです。
へなちょこ柳生でさえも、観音寺の時の倍は獲ってました。










島で見つけた郵便ポスト。

投函口のまわりに、ラーメン鉢の模様みたいなのが入っていて
面白かったので写真に撮りました。
郵便マークの上にも桜模様が3つ付いてるし。(笑)

良く見て歩けば、面白くて、不思議で、奇妙なものがいっぱいの島です!(笑)


あと、この日初めて居酒屋さんを発見しました。
こんなに人口の少ない島なのに。。。ちょっとビックリ!
最終便も夕方前には出てしまうのに、ダレを相手に商売をしているのか?
モノノケ?キャー、こわ〜い!(笑)

でも、営業してるところ見てみたいなぁ〜。。。
なぁ?川竹さん! 一杯ひっかけに行きますか?
次の朝まで船便無いけど。(笑)


<志々島データ>
・訪船で15分くらい。 大人330円、小人170円。
※値段・時刻は変更になっている場合があります。
宮の下港 発
(詫間)
本村漁港 発
(志々島)
 8:30 7:25
12:4511:15
16:1515:50



↓瀬戸内の島情報はこちらへ。



  

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