____________________10日___________________ |
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土曜の12時半頃、カヌー仲間のイシタさんとケイにぃ、カズねぇが来訪。 坂出北ICを降りた辺りで待ち合わせ。 さて、どこへ行こうか。(^;^)
時間的に悩む隊長。 というのも超有名うどん店は、13時過ぎには玉切れ終了になることもあるから。
並ぶ時間などを含めると、今から超有名店へ行くのはキツい。(汗) とりあえず近場から攻めよう。
昨年みんなにダシが好評だった上原製麺所へ。 ここは朝早くからやってるから、もう閉まってるかも?と思いつつ駆け込むと
従業員のおっちゃん達が座ってお茶をすすっていた。 |
入った所で1玉用のどんぶり、2玉用のどんぶり、とある
自分が食べたいうどん玉のどんぶりを取って並ぶ
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おっちゃん「うどん?」
隊長「あ、はい(汗)」
おっちゃん「あぁ、今日はもう終わったんやぁ。ごめんねぇ」
隊長「あ、はい。こちらこそ、こんな時間にお邪魔してすいませんでした」
想定内。想定内。と思いつつ、これまた近くのうどん屋「兵郷」へ。
道路沿いに”フェンスで囲まれた広い駐車場”が見える。(郵便局の北側)
その駐車場の一角に兵郷の駐車区画が10台分くらいある。
車を停めると、そばの路地にうどんのノボリが。それを手掛かりに進む。
「どこにうどん屋があるの?」 「ノボリが無かったら判らんで。」
というようなうどん屋の入口には学生のチャリンコが並んでいる。
いかにも”地元の人が知ってればそれでいいよ”的な、昔ながらの雰囲気。
昔は看板やノボリさえ無かっただろうに。。。
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うつわを手に取り並ぶ。
おばちゃんがうどん玉を入れてくれる。
天麩羅を乗っけて精算。
あとは出汁タンクからダシを注ぎ、すきな場所に座って食べる。
ズズ、ズズズー! 4人とも一心に麺をすする。
隊長は内心
「ちょっと柔らかい、やさしい味やなー。ダシも薄く感じるなー」と思った。
ズズ、ズズズー!
関西から来た3人は、皆の評価を気にしているのか?
それとも隊長の感想待ちなのか?
特に何も言わず、うどんを平らげ店を出た。
たぶん想定内の味だったのでしょう。(^;^)
とりあえず昼飯を腹に入れることができたので
今度は少し足を伸ばし、遅くまで開いているうどん屋へ行く。
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2軒目、 赤坂製麺に到着。
車から降りるやいなや
「なんだ?このボロっちぃ外観は!」 「店あいてるのか?」
といった皆の心の叫びが聞こえてきたが
「この雰囲気がイイんじゃんかっ!」と心の叫びで返した。
恐る恐る戸を開け、中に入る。
見ると店の奥で40代半ばと思しき男が、大釜でうどんを茹でていた。
「おうどん、まだ食べれますぅ?」と尋ねると
こちらを見ることも無く、ぶっきらぼうに後ろの方を指差した。
見ると、居間に通ずるであろう戸しかない。
「へっ?」 訳が解らず4人は顔を見合わせ「何?何?」
ドギマギしていると、その戸が開き
「はぁ〜い、いらっしゃあ〜い!うどん?食べるのぉ?」
と言いながらバアさんが出てきた。
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バアさんは独特な喋りで「どこから来たの?」とか「注文のしかた」を話したあと
「お代はその中に入れといてね〜ん」と言った。
なんだぁ?このバアさん。 一杯ひっかけてんのか?と思うようなテンションだ。
もっと解りやすく言うと「ちょっと変わり者のバアさん」だな。。。
店の外にあるテーブルで、あっという間にうどんをすすり
うつわを戻して店をあとにした。
4人の感想はほぼ一致していたが、ここに書くのはあえて控える。(笑)
車の中で先程のハイテンションばあさんの話に戻った。
隊長「でも良かったなぁ、カズねぇ。
バアさんに”お嬢ちゃんは何にするん”って言われてたやん」
カズねぇ「。。。。。」
イシタさん「あれ? カズねぇはあまり嬉しくないみたいですよ」
カズねぇ「なんだかねぇ。”お嬢ちゃん”って、そこまでいくとイヤミになるわ!」
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ケイにぃ「でも確かに、あのバアさんから見ると
カズねぇでもお嬢ちゃんになるわなぁ。全然間違ごてへんわ。」
カズねぇ「間違ごてへんけど、嬉しくもないわっ!」
隊長「アハハハ、女心って難しいねぇ。。。」
スーパーマルナカで買出しを済ませ、温泉・湯舟道へ。
ところが、工事中で臨時休業だった。(涙) 想定外だ!
風呂は諦め、そばの畔田キャンプ場へ。
到着すると、管理人のおじさん達がちょうど整地を終えたところだった。
←管理棟前の駐車場に停車し、短い坂を上がれば
写真のような炊事棟と広場(車の横付けは不可)
この日は閑散としていたので棟の横にタープを建てる許可を頂いた。
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畔田(あぜた)キャンプ場には
フィールドアスレチック(無料)もある
炊事場利用料(1日650円)
テントサイト1区画(1日650円)
市内在住者は500円で利用できる
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段々畑のようなテントサイト。
小さいテントなら1区画に4つくらい張れそう
車が横付け出来ないのが残念。
荷物は駐車場から運ばねばならない。坂道がちょっとツラい。
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管理棟で精算を済ませテント設営。
この時季、タープと薪ストーブは欠かせない。
4人で乾杯し、開宴!
久しぶりに楽しくて、隊長はこのあと写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。
何を食ったのかも忘れたが、「今年はどこへカヌーしに行くぅ?」
という話をしたことだけは頭の片隅に残ったようだ。 |
____________________11日___________________ |
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翌朝。コーヒーだけを飲み干し、キャンプ地を撤収。
朝ごはんならぬ”朝うどん”を食べに、飯山町の「なかむらうどん」へ。
まだ朝の9時。 雨の中だというのに、この行列。
県外ナンバーの車がほとんどだ。
ここはもう”うどん屋”というより”観光地”になってしまった感がある。
久しぶりに食べる釜玉はウマかった。
っていうか、朝一で食べるうどんが一番うまい!
みんなにとっても今回のツアー中で一番想定を上回った店となったようだ。
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入口の戸を入る前にメニューが掲げられている
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カマタマは小(1玉)だと卵の量が多く感じる(残る)ので
カマタマを食べる時は大(2玉)を注文する方がバランスが良い
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そこから道の駅・滝宮へ向かい土産を購入。
ここはうどん関連のみやげ物が多い。
そして、ここから近いうどん屋「松岡」へ。
この店には冬季になると”しっぽくうどん”や”そば”も食べられる。
というのに、なぜか皆かけうどんを注文。
熱いうどんに熱いダシ。にもかかわらず麺には噛み応えがある。
安定感のある美味しさに4人とも満足。
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ここからはうどんの消化時間を稼ぐため
ちょっと離れた田舎に点在するうどん屋へドライブ。
いなか道を走り、 線路を渡り、 丘を上がると
そこに”手打ちうどん”の看板が。
JTのCMでお馴染みの「やまうち」
今でこそ道路に案内看板が出ているが
昔は看板など無く、知る人ぞ知る名店だった。
テーブルにあるセルフでおろせるショウガは入れ過ぎに注意!
この時点で少なくとも4玉が腹の中に納まったことになる。
店を出ると小雨がパラつき始めた。 みんなと次はいつ会えるだろうか?
4人は笑って別れた。(^;^)
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ここは薪で湯を沸かしている
近年、息子に代替わりした
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ここのダシはホンマに昔なつかしい味
「昔の庶民的な讃岐うどんはこんな感じやったんやな」
と思って頂いて間違いない |