05-03-26〜27 神之瀬郷 (広島県) |
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春の声が聞こえてきそうな3月の末、 広島県三次市の”広島じゃけぇ団”に逢いに行ってきました。 丁度、お昼に着いたので、広島風お好み焼きを食べに行きました。 けっこうボリュームのあるお好み焼きでした。 ←左から、宮本っちゃん、団長、さえちゃん、中村さん。 中村さん、忙しいところなのに顔を出してくれてありがとう! 今度はもっとゆっくり話そうね。(^;^) <中村さんの広島ひとくちメモ> ・三次市近辺のお好み焼き屋さんの屋号は、 そのほとんどが”○○ちゃん”という風に”ちゃん”が付くということ。 ・広島にも”関西風お好み焼き”を出す店はあるということ。 |
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おなかも満腹になったところで、本日のメインエベント”釣り堀”へ向かう。 この辺りはさすが山と川が多いだけあって釣り堀がいくつかあります。 最初に「フィッシングガーデン吸谷」に行きましたが、 前日に降った雪の影響で休業だった為 とりあえず道の駅”夢ランド布野”(地図)で作戦会議をすることに。。。 ちょうど”神之瀬フィッシング”が営業しているということなので そちらへ行くことにした。 |
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←”神之瀬フィッシング”(地図)に到着。 ここはニジマスの池と、ヤマメの池があります。 竿・エサ付一人500円。 釣れた魚は、ヤマメは1kg2500円、ニジマスは1kg2300円で買い取り。 ちゃんと腹ワタを抜いてくれます。 炭代500円を支払えば、釣った魚をその場で料理して食べることも出来ます。 追加料金300円を支払えば、お刺身にもしてくれる。 火曜定休だが、電話で確認することをお薦めします。 電話0824−53−2484 |
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こっちがニジマスのプール |
こっちがヤマメのプール |
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ミズゴン:「どう?みちくん。 お魚いてる?」 みちくん:「お母さんがそんなところに居たら、 お魚さんが恐がって近寄ってこないよぉー!」 ミズゴン:「あら、そう? じゃあこんな感じでどう?」 みちくん:「小さくなりきれてな・あ・いー!」 |
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釣り堀にもいろいろ種類があるのだが、 川に似せた造りをしていたり、川の環境に近い造りの釣り堀は 釣れるポイントがある程度限られてしまうので初心者には難しい。 しかし、この釣り堀のようにプール状だと、ポイントもへったくれもないので 初心者でも釣れます。だから子供連れにはピッタリの釣り掘です。 |
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←うしろに見える屋根付きの場所が、炭で焼いて食べることが出来るスペース。 「あっ、宮本っちゃん、 カメラ目線はいいから早く釣って下さい!」 |
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宮本っちゃん:「あっ!来た来た!おっとっとっと。 めがね、めがね、じゃなかった、バケツ!バケツ!」 |
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宮本っちゃん:「ジャジャーン!やったぁー!ヤマメ釣りましたよ、私。」 みちくん:「あぁー、いいなぁ〜。 でも普通こういう時って子供が先に釣るもんじゃないの? 場の空気よめよなぁ〜。(シラー。。。)」 さえちゃん:「よめよなぁ〜。(シラー。。。)」 あっ、みなさん、すいません。 宮本っちゃんはこう見えて、子供なんです。。。 だから、順番的には間違ってないんです。(爆) |
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←しばらく釣りに行ってなかった団長は真剣モード。(^;^) だからカメラ目線はもういいですから、早く釣り上げて下さいな! |
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なぬっ! もう釣れたん? はやっ! | ||
さえちゃん:「さえちゃんねぇ、お姉ちゃんと一緒に釣ってるの。」 隊長:「そぉ、いいねぇ〜。いっぱい釣ってよー。」 |
隊長:「たまにはおじさんと一緒に写真とろうよ、さえちゅあぁぁぁ〜ん!」 さえちゃん:「いやだぁぁぁ〜!(無理矢理ポーズとってます)」 |
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うーん、さっきからとなりのニジマス池が気になる。。。 去年来た時、団長に「アレ釣ってもいい?」と聞いたら 「あぁ、いや、こっちのヤマメにしとき」と言われ服従したのだが 今年もやっぱり気になるので、やっぱり団長に聞いてみる。 隊長:「オレ、あっちで釣ってきてもいい?」 団長:「え?あぁ、う〜ん、 釣れても料理しにくいしなぁ。」と、うかない表情。 やめとき!と言われればやりたくなるのがこの私。 「ちょっと行ってくるわ!」とニジマス池へ。 ヤマメよりもひとまわり大きな魚体がウヨウヨしている。 でも、人影が動くと敏感に反応して逃げていくので 小さくなり、じっとして待つ。。。こと3分。 ウキがグイグイと引き込まれる。よく食わせてから合わせてみた。 |
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ヘイ! いっちょ、あーりー! さすがに、ヤマメとは引きが違い、取り込むまで楽しめました。 でもやはり、ヤマメの方が釣り易いですね。 |
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初めて釣り上げる魚種は、やっぱり嬉しい! しかし、渓流魚ってほんとキレイな魚体してるよね。 しばし見とれてしまった。。。 |
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3時間後には、こんなんなっちゃいました。 淡白で身がしまって美味しかったですよ。 |
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今日は、みちくんだけが1匹も釣っていない。珍しいな。 だんだん魚がスレてきてアタリが無くなってきた。 そして辺りは暗くなり始める。 |
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←あまりにも釣れなくなったのでマジモードになる大人達。 釣れないわ、暗くなってくるわ、寒いわで、その表情には悲壮感が漂いはじめる。 |
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エサが無くなったところで、釣りを終了し 近くの道の駅”ふぉレスト君田”(地図)にある温泉”森の泉”へ行く。 風呂から上がると湯冷めしないように予約しておいたコテージへ戻った。 3月末でも、この辺はまだ雪が積もるくらい寒いのだ。 四国と同様に考えていた私は無知なことに 当初この地でキャンプする計画をしていた。 でも団長の「死ぬぞ!」の一言でコテージをとることにしたのだ。 人の言うこともたまには聞いておくもんだな、とつくづく思った。。。 |
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コテージのすぐそばを川が流れる。 春の足音なんて聞こえやしなかった。。。 | ||
隊長:「よし!今日はオレがみんなに”隊長鍋”を食わしてやるからな。 楽しみに待ってろよ! 隊長鍋はなぁ、我が家に伝わる一子総伝の鍋なんだ。 えーっと、あとはこれを火にかければよし!っと。。。」 流し台から振りむいた次の瞬間、 私は戦慄の光景を目の当たりにすることになる! |
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隊長:「あーぁぁぁ! お前ら何食いよんじゃ!?」 みちくん:「うん? ラーメンだよ。」 さえちゃん:「たいちょー、ラーメン知らないの?」 隊長:「えぇぇー!ラーメン??? って、ラーメンくらい知っとるわい! なんでそんなもん食うてんねん?せっかく”隊長鍋”作ったのにー。 君達の為にウインナーまで入れたのにー。。。」 みちくん:「うん?だってその鍋を作るの、たいちょー初めてなんでしょ? お母さんが言ってたよ。ラーメンにしときなさい、だって。」 さえちゃん:「しときなさい、だって。。。ラーメンおいしいよ。食べる?」 隊長:「。。。。。」 |
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ジャジャーン!”隊長鍋” |
釣り堀で釣ってきた魚の塩焼きと、契約農家でとれたイチゴ どちらも”じゃけぇ団”プロデュース。 |
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団長:「今日は、いくら飲んでも、誰にもとがめられることはない。 あー、うれしいな!うれしいな! このまま、時間よ、止まれ!」 ←私の”川釣りの師匠”なんです。(^;^) |
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けっこうテーブルが広く使えるし 食器の種類・枚数も揃ってました、 庭のデッキでバーベキューもできます。 |
4人用ベッドの部屋が2部屋あります。 この部屋では団長と私だけだったので上のベッドの布団も奪って 寒い寒いと言いながら寝たのでした。暖房ついてたけどね。 |
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前日の夜は早めに布団に入ったせいか、今朝は夜明けと伴に目覚めた。 そう、今日は早朝から”神之瀬郷”(地図)を見に行くんだ! 時間的にみんなで見に行く行程がとれなかったのと 「そんなんお前一人で見て来い!」という薄情な人達ばかりだったので 私一人で、みんなが寝ている間に見てこなければならなかったのだ。 外は寒いだろうな、と思いながら、 薄情なみんな、いや、日本情緒に興味の無いみんなをおいてそっと出かけた。 この辺りは夜が明けても、周囲の山々が連なるせいで、すぐには明るくならない。 凍結に注意しながら、細い道をゆっくりと車を走らせる。 そこには素晴らしい日本の風景があった! 一昨日の降雪で水量もあり、水の色も私好みの色だ。 あー、こんな川で泳ぎたいなー! 不思議だったのは、一昨日雪が降り、かなりの水が流入しているはずなのに 濁りがなかったこと。しかもこのすぐ上流にはダムがあるというのに。 実に不思議だ! |
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←”神之瀬キャンプ場”(地図) このキャンプ場の所だけ雪がそのまんま残ってました。 メチャメチャ薄暗いキャンプ場です。オバケが出そうなくらい。 |
上流側 |
キャンプ場前の河原・中央 夏場は水量がもっと少なく、河原がもっと広いと思われます |
下流側 |
出た!今回も私の前に立ちはだかる”吊り橋” 今回は吊られてないからタダの橋ですね。 でも、どう見ても傾いてませんか? 「傾いてさえなけりゃ渡るのに残念だなぁ〜、あー残念だ!残念だ!」 とつぶやきながら立ち去ろうとすると 遠くに、衝撃的な映像が目に入った! |
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「なんじゃコリャぁぁぁ〜!!!」 あっぶねー、あっぶねー! ひょっとすると、この橋も私が真ん中まで足を踏み入れた途端 あんな風にコッパミジンになってたかもしれんじゃないか! オレはインディージョーンズじゃねぇんだぞ! ふーぅ、やっぱ橋には近寄らんとこぉ。。。 |
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凍結が心配だったので、キャンプ場に車を停め 折り畳み自転車でさらに上流を見てまわってきた。 素晴らしい景色・空気・匂いだった。 早起きは三文の得とはよく言ったものだ。。。 ただ、本来なら気持ちいいはずの下り坂の疾走が、今回だけは逆で 全身に早朝の冷気を浴び「さぶさぶさぶさぶぅぅぅ〜!」という悲鳴を 周囲の山々にこだまさせながら帰って来るのだった。 車に乗り、あかぎれした手を温めながらコテージへ戻る途中 ”沖の原ふれあい農園”(地図)を見つけた。 この農園では、市民農園や炭焼体験ができるそうです。 |
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農園の体験施設 |
広い原っぱがあった |
コテージに戻ると朝食が用意されていた。 私は「神之瀬郷、すっげぇキレイやったよ!あれはイイ!」と 感動冷めやまない状態で報告するのだが、みんなは 「ふ〜ん、そぉ?へぇ〜。よかったねぇー。」 「コレ、熱いうちに早よ食べや。」 「隊長のエンジンの音で目が覚めたわ!」 「もぐもぐもぐ。。。」 「パクパクパク。。。」 いくら朝だからってテンションひくすぎ〜! あぁ、これだから日本情緒的美的感覚を持ち合わせていない 人達はイヤだイヤだ。 ミズゴンって幼い頃、お母さん以外の人がにぎったオニギリは よう食べんかったんやってなぁ。ナイーブやったんやな。昔は! |
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上流側 鮎の里公園の裏側がすぐ西城川です |
下流側 この日は水量が多く、河原が無くなってます |
キャンプ場下の清冽な流れ 普段はもっと河原があります | |
キャンプ場を見下ろしたところ・下流側 |
キャンプ場を見下ろしたところ・上流側 |
キャンプ場の河原で、みんな思い思いに過ごす。 ある者は焚き火に熱中し、 |
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またある者は魚釣りに興じ、 | |
そしてまたある者はヒバゴンになりきる。 | |
みちくん:「お姉ちゃん、タキギいっぱい拾って来たよ。ほら。」 さえちゃん:「ほら。ほら。いーっぱい!」 宮本っちゃん:「ありがとう〜!嬉しいわぁ〜!お姉ちゃん もう寒くて焚き火から離れられへんわ。 そやからもっといっぱい拾って来て〜!」 みちくん:「えぇ〜!うそ〜〜〜ん!」 (パラパラパラァ〜)←思わずタキギを落としてしまった音 さえちゃん:「。。。。。」(ポカ〜〜ン)←思わず口が開いてしまった音 |
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ミズゴン:「さぁみんな、お昼ごはんよぉ〜!」 隊長:「うわっ!ヒバゴンがしゃべったぞー!」 ミズゴン:「コラッ!誰がヒバゴンじゃ!」 団長:「みちくーん!はよ来んと無くなるぞぉー!」 みちくん:「だって、お姉ちゃんが焚き火から離れられないんだもん! ほら、よいしょ、よいしょ! お姉ちゃん、重いよぉ〜、 少しはダイエットしてるの〜?」 バシッ! みちくん:「うえ〜ん!おとうさ〜ん、お姉ちゃんが、お姉ちゃんがぁぁぁ〜」 |
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宮本っちゃん:「はい、さえちゃん。あったかいよぉ〜! みちくんにはあげなーい!」 みちくん:「えぇ〜〜、、、そんなぁ〜、、、。 お姉ちゃん、、、よく見るとほっそりしてるね。」 宮本っちゃん:「え?なんて?もっと大きな声で言ってみ!」 みちくん:「えっ!(ドキッ)←またシバかれるかも?のドキッ。 お、お、お姉ちゃん、よ、よく見ると、ほっそりして、るね?」 (顔色をうかがいながら。。。) 宮本っちゃん:「なんで最後が疑問形やねん!まぁええわ。 あんたにもこれあげる! はい、飲みな!」 みちくん:「んぐ!んぐ!んぐ!あー、おいしかったー。 ごちそうさまー!ぼく遊んできまーす!」 |
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みちくん:「あー、恐かったぁ! 危ない、危ない。 女心って難しいな!魚釣りの方がよっぽど簡単だよ。」 |
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宮本っちゃん:「さっきはぶったりしてごめんね。」 みちくん:「あっ、いや。 僕の方こそ、いけないこと言ってしまって。。。」 この後、二人の仲は急速に近づくのであった。 つづく。。。 ※最後から5コマの会話文は全てフィクションであり、 登場人物に及ぼす迷惑は、隊長とは一切かかわりありません。(爆) |
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