|
今年のGWはインフレータブルカヌーで和歌山の清流三川をツーリング!
待ち合わせ場所の道の駅”奥熊野古道ほんぐう”に着くと
水遊び好きの大人が8人も集まった。
道の駅で昼ごはん用に”アユ寿し”を買ったり
お向かいにあるCOOPで惣菜や飲み物を調達したあとスタート地点へ。
ダッキーとも呼ばれるこの空気注入式カヌーは
膨らませるだけなので、準備が簡単。
近頃は車のシガーソケットから電源をとる
電動エアーポンプを使うので汗もかかない。
|
|
カヌーと同様、我々の期待もパンパンに膨らんだところで漕ぎ出す!
スタートとして暫くは”涼しい廊下”のような浅瀬が続きます。
透明な水を通して見える川底の石が色とりどりに揺らいでいる。
あーーー爽快!爽快! (^;^)
晴れ晴れとした心でパドルを操っていると
目前にインパクトのある落ち込みが迫ってきた!
この川を熟知しているイシタさんは
すぐにカヌーを岸に着け、皆にルートを教えてくれる。
|
|
|
|
右岸からポーテージする者、落ち込みにアタックする者。
それぞれのスキルにあわせて越えてゆく。
いつも緩んだ顔をしてる隊長もこの時ばかりはちょっと真顔で漕ぎ下る。
段々になった落ち込みを越え、ジェットコースターのような流れに乗る。
この情景をポスターにするなら
「そのとき僕らは風になる!」という文句がピッタリだろう。
などと思いながら進んでゆくと
その先の瀞場でひっくり返っているO次郎さんを発見!
暑くなれば、こうやって清流に身を浸しながら流れてゆく。。。
|
|
それにしてもこの川沿いに連なる地層はスゴイ!
どれくらいの年月をかけてこんな模様ができるのか?
時短映像で見てみたいものだ。
カヌーツーリングでしか見られない景色ってあるんだね。
|
|
自然が創り出す作品に感服しながら進んでゆくと
その先でイシタさん達がまたも舟を岸に着けスカウティングをしていた。
隊長もあわてて舟を岸につける。
|
|
見ると、倒木が折り重なっていた。
たぶん大雨で流されてきたのだろうが、
厄介なことにその狭いルートの上から
枝々がノレンのように垂れ被さっている。
こういうストレーナーには近寄らないのが基本なので
イシタさん達は賢明に岸伝いをポーテージしようとしていた。
そして隊長もそうしたかったのだが
左岸は大岩だらけ。右岸は倒木だらけ。
この旧式重量カヌーを担いで越えるには苦労しそうだ。
そう思い、どうしようか悩んでいると
機動性の良いポリ艇に乗ったリョータ君がそのスキルを生かし
じわじわとノレンに近づき、枝を払い除けながら漕ぎ抜けていった。
これを見た隊長は、「ええい、行ってしまえ!」と、まるで
うどん屋の暖簾をくぐる様にリョータ君のあとに続いた。
|
|
後続の艇が下りやすいように
その枝をパキパキと折ってやろう!と思い
ヘルメットを盾に、うつむき加減に突入!
しかし、枝はそう都合よく乾燥しておらず、ポキポキどころか
ビヨヨぉーーン!としなるだけだった。(涙)
そのあと「ポーテージは面倒くさい!」と思った連中が
次々と暖簾をくぐって来ようとしていたので
リョータ君が「後ろ向きで突入した方がいいよ!」と、
声を張り上げて伝えるのだが、なぜか皆一様に前向きのまま
ヘルメットを盾にして「アムロ、行きまーす!」みたいに
決死の表情で漕ぎ降りて来るのだった。
|
|
隊長が
「後ろ向きの方がダメージが少ないと思って
リョータ君が大声で知らせてたの、気付かなかった?」
と聞くと、皆一様に
「後ろ向きなんてタダでさえ恐いのに、リョータ君の言うことでしょ。
だからきっとこれはワナだと思ったんだよ。」と語った。
リョータ君って。。。(笑)
|
|
|
|
|
|
ドキドキ感を味わいお腹も空いてきたので
ここらでお昼ごはんにする。
見晴らしの良い河原のあちこちから「プシッ!」っていう音が響いた。
午後からは緊迫する箇所もなく、美しい川面に浮かび、のんびりと流れた。
そしてゴール地点に着く頃には
すっかり俗世間の垢が落ちた感があった。。。
|
|
|
|
カヌーをカーキャリアに載せ”渡瀬温泉・大露天風呂”へ。
ここの露天は、その名の通り広かった!
その後、川沿いのスーパーで買出しをしてキャンプ地へと向かう。
フカフカの芝生の上にテントを張り終えると、宴に突入!
皆、思い思いに飲み、食い、浴びるように飲んだ。
|
|
|
フナッシーというよりは、_______
ドラえもんじゃねーかっ!ドラえもん!
|
そんな中、夏休みに舞い上がる小学生のように
イイ歳した大人が約一名、人型シュラフを着込み
「青いフナッシーなっしー!」と言って飛び上がった。
本人は、あのフナッシーのようにジャンプ出来てるつもりらしいが
実際には5センチしか浮いておらず、写真に写ったその姿は
どうみてもタダの酔っ払いでしかなかった。
翌日の”14-05-04 赤木川カヌーツーリング”へと続く。。。
|