↓ツーレポに載ってない詳細・写真有り↓
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晴天の午前10:00
関西のカヌー仲間と”吉野川ハイウェイオアシス”で待ち合わせ。
到着してみると、見慣れた顔有り。 初めて見る顔も有り。
和やかな気分で雑談しつつ他のメンバーを待つ。
そして気付いた時には総勢10名になっていた!
それじゃあということで、ここから”ぶぶるパーク三加茂”へ向かう。
5年ぶりに訪れた公園は
特に変わったところも無く、綺麗で広々としていた。
ただ、いつもの出廷場所である階段状護岸の先には
土砂が堆積し、雑草が生い茂っていたので
カヌーは傍の土手からおろすことにした。
この河川公園はちゃんとした意味があって
”ぶぶるパーク”と名づけられているのだが
隊長以外の面々は”るるぶパーク”と思っているらしい。
そりゃあ某旅行雑誌の知名度の方が高いので仕方ない。
それによくよく考えてみると
ネーミングの由来もカブり気味ではないかっ!
なので隊長も次から”るるぶパーク”と呼ぶことにしよう。
それで通用するのだからイイじゃないか。。。(^:^)
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公園に車を乗り着け
各々カヌーを組み立てたり、ダッキーに空気を入れる。
イシタさんは近頃ダッキーに乗ることが多かったので
久しぶりにファルトを組み立て、汗ビショになっている。
だけどこの汗が、”船上のビールをより旨くする”ことを
この男は知っているのだった。。。
しばらくして準備も整う。
「ふぅ〜〜。やれやれ」 汗をぬぐい、広い空を仰ぎ見ると
パラグライダーが 静かに、静かに、滑空していた。
赤、青、黄、水色、
鮮やかな彩りのカヌーが、次々と出発してゆく。
そして最後に隊長の緑色。
舟を掴んだままジャブジャブと川に歩み出る。
クールダウン。クールダウン。
ここでもまた「ふぅ〜〜。」という吐息が漏れた。
言葉にすると同じ「ふぅ〜」なのに、さきほどの「ふぅ〜」とは
意味あいが全然違う。
他にはどんな「ふぅ〜」があるのだろう?と考えると面白い。
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透き通る水に浸かったサンダルを見て、ついニヤリとしてしまう。
その柔らかな冷たさで全身の緊張が緩む。
緩みすぎて思わず屁が出そうになる。
いいじゃないか、屁くらい。
ウンコ漏らす訳じゃないんだから。
と思うのだけれど、つい屁をこぐことに慣れてしまうと
何十年後かに、緩みに慣れすぎて 今度は屁じゃなく
本物を漏らすことにもなりかねないので常日頃から気をつけよう!
(こぐのはカヌーだけにしておきましょう)
しかし、つくづく歳は取りたくないと思うよ。
ねぇ、ケイにぃ。(爆)
隊長は、先輩であるあなたをお手本にしているのですから
頼みますよ(^:^)
あっ、今 「そんなお手本、やめときっ!」っていう
カズねぇの声が聞こえた気がした。。。(笑)
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吉野川のゆったりとした空気の中、
それぞれのペースで和やかに進む。
今日は珍しく追い風。
楽に進むので、身も心も緩みきり、ビールの栓もすぐに緩んだ。
久しぶりにファルトカヌーを組み立てたので
どこかの小さなフレームが1コ残ったらしいのだが
気にせず乗り込んだイシタさん。 じつにおおらかな男だ。
川を下る料理人。 まさに”流れ板”じゃないかっ!
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いよいよ学生気分を捨て去らねばならない年頃の
知ちゃんとKちゃん。
カヌーは初めて!というKちゃんは
川の上で何を思うのだろうか。。。 |
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ミッキーさん。
その呼び名とは裏腹に、純和風な男気が漂う。
川の上では静かに自由を噛みしめている。
が、ひとたび岸へ上がると
ビールの空き缶をあっという間に積み上げてしまう男でもある。
羨ましいくらいの飲みっぷりなのだ。
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今日は娘達がダッキーに乗るので
久しぶりにファルトで下るカズケイさん。
二人はつい先日、ダッキーで川下り中に沈したらしい。
そしてなぜかカズねぇの足がカヌーにひっかかり
あともう少しで GO TO HEAVEN! しそうになったという。
「死にそうになってたのに、夫はヘラヘラ笑ってた」と
かなりご立腹の様子だった。
ここでまたあの時の怒りが蘇ると、夫としては
たまったものではないので、思い出させないように
今日はダッキーではなくファルトに乗せたのかもしれないね。(^:^)
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広い河原で昼食。
まだ蝉の声がせず、静かだ。
食べ終わると、シュノーケルを着けて川の中を覗く。
かすかに濁りが入っているものの、何匹かの雑魚が横切っていった。
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午後からも追い風。
おかげで軽快な川旅だ!
このなだらか過ぎる川に、パワーを持て余したリョータ君は
カヤックごと、グルングルンと回転して進んだ。
←まるで水車のよう!
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暖色系のオー次郎さんと奥さま。
こうやって見ると、
小っちゃいオー次郎さんが前に座っているように見える。(^:^)
奥様が乗っている舟も、
今となってはお宝もののカヌーなんじゃないでしょうか。
いつまでも大切にしてあげて下さいね。 カヌーも奥様も。(^:^)
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こうして見ると、後部座席でふんぞり返っているように見えるKちゃん。
悪代官キャラにしてみようかとも思ったのだが
実際のKちゃんは素朴な好青年なのでやめておこう。
彼はバランス感覚が良さそうなので今後の活躍が期待できそうだ。
知ちゃんは社会人になってしまうと、忙しくなってしまうでしょうが
たまには、またこうしてのんびり遊びましょうね!
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今回の区間は、思ったよりも鮎釣り師が少なかった。
雨があまり降ってないので、魚も釣れてないのかも。
居る所では、まとまって竿を伸ばして居るのだが
川幅が広いおかげで難無く通過できた。
吉野川のいいところだ!
こうして終始、追い風に見守られながら
涼しげな瀬を乗り越えたところでゴール。
赤く輝く美濃橋のたもとで舟を畳んだ。
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好青年 Kちゃん!
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そこからみんなで紅葉温泉へ行き、汗を流す。
Kちゃんと色んな話をしたので、いつもより長く浸かってしまった隊長は
頭から湯気をたなびかせながら風呂から出ると
外は土砂降りになっていた。
夕立のようだったので、ジュースを飲みながら休憩していると
小ぶりになってきたので
急いで車に駆け乗り、スーパーへと向かった。
買出しから”ぶぶるパーク”に戻り、
車中泊の準備が済むと宴へ。。。
ひとりだけ、椅子にかける事もなく
手を動かし続ける”流れ板”のイシタさん。
いつものように美味しい料理と、笑顔が並ぶ。
鮎の塩焼きが特に旨かった!
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翌朝。 カズケイさんと知ちゃん、Kちゃんは帰阪。
残った面々で、水量が少ないことが予想でき、漕ぐのが無理そうな穴吹川を一応見に行くことにした。
川沿いの道を遡りながら見る穴吹川は、いつも通りの清楚な姿で流れていた。
が、やはり水量が少ない。 それにある箇所では、鮎釣り師がダダ、ダ、ダダダと立ち並ぶのが見えた。
先頭を走る隊長が「スタートするならココでしょ」という場所へ皆を案内し
「どうですか?漕ぐなら?」と問うと、さすがの面々も「今でしょ!」という気にもなれなかったようで
「次回でしょ!」と言う答えが返ってきた。 こうして僕達の”海の日”ならぬ”川の日”が終わった。。。 |