10-08-08 馬淵川(岩手県)

毎年、隊長の夏休みは10日程ある。 しかしながら”しがないサラリーマン”である為そのうちの何日かは出勤しなければならないこともある。
そんな中、今年の夏休みは出勤せずに丸々休めそうな気配。 まとまった休みがとれるのなら思い切って遠くへ出かけてみるか!
と思い始めたのが夏休みの2週間前。。。  「再び九州へ出かけてみるか?」と川情報を集めてみる。
すると、行ってみたい川沿いに電車が通っていないことに気付いた。
一人旅になるだろうから回送手段としての電車が無いとチャリンコ(人力)で頑張らねばならない。
隊長はチープジャーニーなのでタクシーなんて夢のまた夢。 「チャリンコかぁ。。。」(少し悩む)

そこで、今度は関東方面の川情報を調べてみることにした。 すると、何本か漕げそうな川があり、電車もほどよく通っている。
「それなら関東方面に出かけてみるか?」と思い川の情報誌を読み進めると、、、とある文章が気になった。
そのページには「アユ釣り期間中は充分気をつけた方がよい」と書かれている。
特に首都圏に近いところではその人数がハンパないようで、その気質も常軌を逸した面があるようだ。
その文章にビビった隊長は即座に決断した。「無いな。夏場の関東方面は無いな。」
これはまた今度、GWなどの川が混んでない時期にアタックすることにしよう!

「あー、やっぱ九州かなぁ。。。」と、何気なくその情報誌をペラペラめくっていると、”東北地方”という文字が目に入った。
「東北かぁ。。。」 四国在住の隊長にとっては縁遠い場所。 考えもしてなかったが、ちょっと調べてみる。
す、す、すると、、、長距離を漕げる大河もあり、川沿いに電車が走る川もある。
難易度も低く、ファルトボートでゆったり旅するのに適した川も結構ある。 「おっと! これ、ええかも。暑い夏こそ北の方が涼しいだろうし。」
東北ともなると往復の移動だけで結構な時間を費やしてしまうが、今年は長い連休が取れる。 これはチャンスかもしれない!
それに何といっても、今は高速道路料金が安い! 「よしっ! 東北へ行こう!」 そう決めたのが夏休みの1週間前。。。
ここからが大変だった。 あと1週間で下る川を絞り込み
その下調べをしつつ仕事の方もキッチリ片付けておかねばならなかった。(おいおい、どっちが本業だ!?)

そして1週間はあっという間に過ぎた。 やはり下調べ時間が少なかった為、地域のグルメ情報までは手が回らなかった。
だけど、川の情報だけはある程度掴んだのでなんとかなるだろう。。。

8/6(金曜)朝。
起きてから気付いた。「あっ、そうか。今日は平日やったな。」 ということは”瀬戸大橋を渡るだけ”の料金が千円ではない。
普通車4000円、軽自動車3300円という片道料金がやけに高く感じる。 が、、そういえば、朝6時から9時までは5割引料金だ!
しまった、もっと早く気付くべきだった! いや、まだ間に合うかもしれない。 慌てて車に乗り込み出発!

途中、弁当を買いにコンビニへ。 しかしここでも持ち前の”優柔不断さ”が足をひっぱる。
どれにしようか迷っている間に、時間は刻一刻と過ぎる。 「やべ、迷っている暇は無かったんだ。」弁当をつかみ、慌ててレジへ。
しかしレジに店員の姿は無い。「すいませーん!」と声をかけると、見るからに女子学生のバイトがノソノソと現れた。
恐ろしいことにそのバイトは、ジャングルに住むナマケモノのようにモッサリとした動きで弁当のバーコードを読み取り始めた。
精算の動きも超遅い!「うわっ、ちょ、はよしてくれ!」(心の中で叫ぶ隊長)
思わず弁当を自分で袋に入れようかと思うが、そこは可愛い女学生なのでがまんがまん!(よりによってこのタイミングでこんな店員に当たるとは)
ヤバいなぁ、9時までにインターを通過していなければならないのに。(地団駄を踏む隊長)
つり銭を受け取るとダッシュで店を飛び出した。 そして運転席に乗り込み、ふと思った。 「あ、これとこれはクーラーBOXに入れておこう」
車から降り、凍ったジュースや弁当をクーラーに詰めなおす隊長。(いや、だから、、そんなことは高速乗ったあとですればいいだろ!)
おバカな隊長はそんなことにも気付かず、クーラーのフタを閉め終わると慌てて車を走らせた。

しばらく走った後、勢いよくインターのゲートを通過! 恐る恐る時計を見ると9時をまわってしまっている。(ゲッ!間に合わなかったのか?)
すぐに携帯を取り出し117へかけてみる。 時報「チッ、チッ、チッ、ポーン!9時10秒をお知らせ致します。」
隊長「うわっ、9時まわってる!」 ん?まてよ。。。 ゲートを追加してから時報を聞くまでに15秒は経ってるはず。
ということは9時前にゲートを通過してるだろうから大丈夫やろ。 しかし僅差で9時過ぎてたら、今まで急いだのが水の泡となる。
とても気になるが、これは橋の料金所ゲートを通過する時まで解らない。。。

そして20分後。早島料金所のゲートをくぐると、ETC車載機が「料金は、1650円です」と告げた。(5割引だ)
よしっ! 間に合ってたんだ。 これで心おきなく運転できる。 先は長いが、あまり”長距離”を意識せずに走ろう!(^:^)
今年で走行12年目を迎える我が愛車を労わりつつ、時速80キロ程度でのんびり走る。
陽も落ち、北陸道から磐越道へと入ると片側1車線の区間が多くなった。 しかし幸いなことに空いている。PAも空いている。
ただ、その高速道路上で工事が行われており、片側1車線の為そこだけ交互通行。
対向車が通り過ぎ信号機が青になるまで停車していなければならない。(四国の酷道かっ!?) 恐るべし磐越道。。。

ここで日付が8/7(土曜)へと変わった。
郡山JCTから今度は東北道へ入る。 そのとたん、先程までの静けさが嘘のように混雑し始めた!
「東北道って、こんなに交通量が多いの!? しかもみんなメッチャ飛ばしてるやん!」
この日から夏休みに入る人も多いせいか、東北道は賑やかだった。。。(これは想定外だ!)
隊長は東北道に入って少し走ったところのPAで車中泊と決めていたのに、どのPAもSAも「混雑」という電光掲示板が輝いている。
きっと電光掲示板の表示は大袈裟なんだろうと想い、試しに入ってみるが交通整理員が出るほどの混雑ぶり!
しかたない、もう少し北へ向けて走ろう。。。
そして結局、数箇所目のPAまで走ったところでようやく混雑も無く停車することができた。
今年は猛暑だったが、すっかり深夜になっていたので、少し窓を開けると涼しく眠ることができた。 なぜか蚊も飛んで来ず快眠。。。

8/7(土曜)の夜明けと伴に起き、再び走り始める。 カーナビの到着予定時間は11時頃。 渋滞も無く順調。
なのでサスケ氏に「予定通り昼頃には到着できそうです。」とメールを入れた。
そう、今回東北へ旅に出ることを掲示板に書いていたら、サスケ氏が同行してくれることになったのだ。
どんな珍道中になるのか?楽しみだ。(^:^)

  ↓ツーレポに載ってない詳細・写真有り↓

まずは「東北・弾丸カヌーツアー」の第一弾を飾る
岩手県の”馬淵川(まべちがわ)”へ。

東北道から八戸自動車道へ入る。

ガソリンが残り少なくなっていたので給油可能な最後のSAへ寄ると
200メートルほどの給油待ちの車列が。。。
しまった!もっと手前のSAで給油しとけばよかった!
(もう並んじまったのだからしかたない)

し、し、しかし!
隊長車のような”右側に給油口のある車”が少なかったせいか?
思ったより早く誘導され、前に居並ぶ車列をブッコ抜き給油できた。

そんなラッキーもあり、昼前に一戸ICを降りた。。。



一般道をのんびり走ってゆくと、馬淵川と思しき川が見え、思わず”心の臓”が止まりそうになった!
ちゃ、ちゃ、茶色っ! スゲー濁ってんじゃねーか。。。(涙)
この衝撃は、あとからやって来たサスケ氏も同じだったようで、氏はそれを見た瞬間「えっ!」と絶句し、本気で帰ろうかと思ったらしい。。。

待ち合わせ場所の”馬仙峡公園”に着くと、サスケ氏から「事故渋滞に引っ掛かり、到着は夕方になりそうなり!」というメールが入った。
”引っ掛かる”とか”ハマッた”というのは、”忍び”にとっちゃ致命的なことなんじゃないの!?
ったく、どんな忍びなんだよアイツは。。。 ルパンみたいに壁走って来いっつーの。
待ってても仕方ないので隊長は先に下見を済ませることにした。 スタート地点は、馬仙峡を見たいのでそれよりも上流側に設定しよう。
そう思い川沿いを遡ってゆくと、3級はあろうかと思われる瀬があった!
それを見てビビッた隊長は”その瀬よりも下流側”にスタート地点を決めた。(こういう時の決断は早い!)
いやぁ〜、しかし一人で下見に来ていて良かったー! もしここにサスケ氏が居たら
「うひょー!ココ面白そうじゃん、これですよこれ! この上から下ろうぜ!」と言い出しかねないからな。。。
このあと昼食を挟みつつ、ゴール地点も見つけ出し
夕刻前にまた待ち合わせ場所の馬仙峡公園へと戻った。

←馬仙峡公園に架かる二戸大橋の下には
広い敷地があり、そこから河原へ下りていけるので
たくさんのアユ釣り師の車が停まっていた。

隊長も一休みしようと、その橋の影に車を停める。
スライドドアを開け放ち、シートを倒し横になる。
吹いてくる風が心地よい。。。

ウトウトしていると遠雷が聞こえ、雨が降り始めた。
そしてすぐに豪雨となり
雷もバリバリバリバリー!と落ち始めた。
しばらくして、、、「ふあ〜〜〜」あくびをしながらシートから起き上がると、まわりに停まっていた車が皆いなくなっていた!
そんな折り、またサスケ氏からメールが届いた。。。
「公園? 橋? そんなの無かったぞ! 今、金田一のサークルKなう!」
なにがナウだ!金田一つったらさっき行って来たゴール設定地点じゃないかっ! 行き過ぎもいいところだ。
とりあえず「今からそっちに向かう。」と返信し、車を走らせる。

その後サークルKで再会した二人は、近くの金田一温泉で汗を流し、その広い駐車場で車中泊することに決めた。
しかし風呂から上がってみると、駐車場のそばにあるトイレにはシャッターが掛けられていた! 途端に忍びの顔が曇り始める。。。
サスケ「困った。。。 困ったなー。。。」
どうやらこの忍びは、トイレが無いと安心してビールが飲めないらしかった。
サスケというくらいだからトイレくらい藪にまぎれて(忍んで)するのかと思ったら、どうやらそうでもないらしい。
案外デリケートな(つぅか、めんどくせー)一面を見せる忍びであった。。。(^;^)

そこで結局、トイレが使える金田一駅前へ移動! 今夜の宴会場兼野宿地をこの駅前駐車場に決定!
その広い敷地にイスを並べ、晩飯とアルコールを摂取する。 時折通過する貨物列車の音が心地よい。 酔いがまわったところで就寝。。。
翌朝8/8(日曜)。
陽の出前、辺りが明るくなり始めた頃、
隊長が目覚めるとちょうどサスケ氏が朝飯をモリモリ食っているところだった。
顔を洗って身支度を整える。 まだ朝6時だというのに
この東北の地でも夏の日差しはしっかり照りつけようとしていた。。。

しばらくしてサスケ車に全てのカヌー道具を積み込み、
2台でゴール地点(金田一温泉プール下の広場)へと向かう。
プールの駐車場に隊長車をデポしておき、サスケ車でスタート地点へと向かう。

道中見える馬淵川を見ては溜息をもらすサスケ氏。
サスケ「昨日のチョコレート色よりはマシだけど、まだコーヒー牛乳くらいだな。」
(彼の顔色は浮かない)
スタート地点に着き、せっせとインフレータブルカヌー(ダッキー)を膨らませる隊長。
その傍らでボッサァ〜っと川を眺めるサスケ氏。棒立ちのまま動かない。
隊長「あっ、こりゃまたいつもの二日酔いかぁ!?」

サスケ「いや、そうじゃない。 たいちょー、悪いが今日は一人で下ってくれ。 ちょっとこの色じゃなぁ。。。 オイラは観光でもしてるからさ。

隊長「ええーっ! そんなぁ。。。  でもまぁ確かに”無理強い”できないほどの川の色だからなぁ。。。  ええよ、一人で下って来るきん。」

サスケ「そうか。 ふふっ、悪いね。」

隊長「でもさぁ、馬淵川はひょっとするとサスケ氏が好みそうなスゴイ瀬があって楽しいかもよー!」

サスケ「ふふっ、ホントすまないね。」

隊長「そうかぁ、ダメかぁ。。。 でも万が一、ゴール地点で君が待っていたら
    目の前を”ひっくり返ったカヌー”だけがサーーーっと流れ去っていったらどう思うやろなー?
    ”あの時オイラが一緒に下ってたらこんなことには、、、”みたいな?」



この隊長のボヤキを聞いていたサスケ氏は
急にその辺をウロウロと往復したかと思うと、自艇を膨らませ始めた。

サスケ「やっぱ、たいちょーひとりじゃ心配だな!
      ったく、しょーがねー野郎だな〜。。。」

こうして”東北・弾丸カヌーツアー”は幕を開けた。



馬淵川の茶色く濁る川面に舟を浮かべる。
スタートしてすぐに”東北新幹線の鉄橋”と”岩手銀河鉄道の鉄橋”をくぐり抜ける。
鉄橋の近くには岩床が顔を覗かせ、流れがそこへ向かって勢い良く当たっている。
ドキドキしながら下る。





この時点で、まだ朝8:30。
いつものツーリングならコーヒーを飲みながらオシャベリしてる頃だ。

朝日に照らされ、銀色に輝く川面。
まぶしくて被写体がほとんど逆光。ちゃんと撮れてるか心配だ。。。





その先の橋をくぐり抜けると、川一面に霧が立ち込めていた。
幻想的な空間を快適に流れゆく二艇。。。

座席にもたれ掛かり、ほとんど漕がない。
片手にはパドルに代わってコーヒー。。。





こうしてしばらく流れてゆくと、向こうにニョキっと突き出た崖が見えた。
♪ぽーにょぽーにょぽの、かわくだりー♪
歌いながら近づくと、その断崖には
幾千年もかけて川が画き上げた筋模様が、いくつも入っていた。

「これが馬仙峡かっ!」
古座川の一枚岩を思い出す。
しかしさすがにあの(古座川の)大きさには敵わない。。。



そういえばこの朝カヌーってのは、何かこう、光の角度が違うっつーか、
自然が今呼吸し始めたばかりっていう感じがして、じつにすがすがしい。





河原橋の下流に、ほどよい瀬があった。
しかし岩床がゴツゴツ頭を出しているので
水量によってはルート取りが大変かもしれない。

また、ここはアユ釣り師が入りやすい場所なので
シーズン中は岩と釣り師を避けながら下らねばならない。

でも早朝カヌーなら大丈夫!
釣り師が入る前に下ってしまえばいいのだ!(^;^)





川原橋から約500m下流では、白く輝く崖肌が見えた。
青い空・緑の樹木・白い崖肌。
そして薄茶色の水(笑)。じつにおしい。。。

この屏風の様に続く崖が途切れると、その下に心地よい瀬があった。
瀬を見つけると、その一番波高いところに乗るサスケ氏。
その時の嬉々とした表情は、ケイにぃに通ずるところがある。





瀬を越えしばらく漕ぎ下ると、黄色い二戸大橋が見えてきた。
その左岸には広い「馬仙峡公園」がある。

その公園の川岸で老婆が腰掛け、川を眺めている。
その前をゆっくりと流れてゆく二艇。

老婆「行ってらっしゃーい!」(小さな声で手を振る老婆)

サスケ氏「あ、行ってきまーす!」(手を振り返す)

そこには緩やかな時間が流れていた。。。





橋の下流では、中洲によって3つのルートが形成されていたが
どれを通っても下れそうだった。

ここまでは適度な瀬が、適度な間隔で現れる。
流れも適度に有り、快適な川だ!
昨日、一昨日と雨が降った為この水量と色なのだろう。
普段の馬淵川は、いったいどんな顔をしているのだろうか。。。
最初は憂鬱そうにしていたサスケ氏も、そうまんざらでもない表情になっている。



天神橋を過ぎると、大半はトロ場



たまに瀬や滑り台のような滝がある





川が左へ曲がり視界が開けるとゴール地点の小さな橋が見えた。
その下流にも快適な瀬が見えたが、惜しみつつ手前で上陸。

隊長にとっては丁度良いレベルの川だったが
サスケ氏にとっちゃ肩慣らし程度のようだった。

時計を見ると朝9:30過ぎ。約9キロを1時間ほどで下ったのか!?
(それだけ流れがあったということだろう)


カヌーをたたみ金田一温泉へ。
まだ開店(10時)前で、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に腰掛けて待つ。
我々も老人になると
開店時間前から温泉の入口でたむろするようになるのだろうか?
考えるとゾッとするが
カズケイさんは寝覚めが早くなったというからその兆候かもしれない。(爆)

でもやはり順番からゆくと間違いなくカズケイさんなのだ!(^;^)
「私はシルバー料金で入れるんですよ、いいでしょ。えへへ。」
と笑うケイにぃが想像でき
「なんで階段なのよ! スロープにしなさいよね、まったく不親切な施設だわ。」
と文句言うカズねぇも想像でき、 思わず身震いしてしまった。


しかし早朝カヌーだと一番風呂にも入れるというわけか。。。(^:^)
温泉から上がるとサスケ氏の提案で、座敷わらしで有名だった”緑風荘”(跡地)へ行くことになった。
この宿は少し前に火事で消失した訳ですが、そこにはまだ消失した当時の柱が横積みにされており、ちょっと生々しい光景だった。
しかし”緑風荘を愛してやまない人達”の寄付もあってか?その横では新しい館が建設中だった。
そして近くにはなぜか無料の足湯小屋があり、厳かな雰囲気の亀麿神社(座敷わらしを奉っている)もあった。
はたして新しい緑風荘に座敷わらしは戻ってくるのでしょうか?(^:^)

さて、「そろそろ次の漕遊地へ参ろうか?」 振り返るとサスケ氏の姿が無い。
ハッ、もしかしてアイツ、二代目座敷わらしに!?と思ったが、、、なんのことはない。足湯小屋でホッコリしていた。。。
(他の家族に混じってホッコリしてるもんだから気付かなかったじゃないかっ!これはある意味、座敷わらし的な行動だ!笑)

車に乗り込もうとするとサスケ氏が「わっ、この車、北海道から来てるぞ!すげー」と言うので
隊長も思わず「おっ、ホンマや!すげー」と叫んでしまった。
が、よくよく考えると”北海道から岩手に来ている”というだけで、なにも驚くようなことではなかった。
むしろ我々の方が、遥々遠くから来ているのだ! このあたりの住人に「すげー、四国から来てる」と言ってほしいくらいだった。。。



こうして我々はスタート地点に戻り、車2台に別れ
今度は青森県を目指す。

一戸ICから八戸自動車道に乗り、東北自動車道を経て大鰐弘前ICで降りる。
そして午後2時頃、コンビニの駐車場に座り込んで昼食。
その後、この近くでスタート地点を見つけ、岩手川沿いに北上!

クッキリと見える岩木山についつい見とれてしまう。
ゴール地点を幡龍橋・上流右岸にある公園とし、ついでにここを野宿地とした。
陽が落ち、夕食は近くのスーパーで買った惣菜で手っ取り早く済ませた。


この公園にはリンゴの木がたくさん植えられており
青い小さな実がなっていた。



隊長が飯を食い終え甘ったるい酒を飲んでいる横で
サスケ氏は携帯とにらめっこしている。
コイツこのままの体勢で石仏にでもなるんじゃね?というくらい動かない。。。
どうやらネットワークコミュニケーションとやらで、つぶやいてるらしかった。
思わず
「そんだけつぶやいてたら、それはもうつぶやきとは言わんやろ!論文だよ論文!」
と突っ込む隊長であった。

辺りが真っ暗になると、どこからともなく”祭りらしい掛け声”が聞こえてきた。
本日も車中泊。。。
と思ったら近くで家族連れがショボい花火を打ち上げ始めた。
にぎやかな板柳の街で、うっすらと眠りにつく。。。

東北・弾丸カヌーツアーは明日の第2弾・岩木川カヌーツーリングへと続く。。。
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