08-07-21 一之瀬川(三重県)




昨日、”櫛田川カヌーツーリング”を堪能した3人は
本日、宮川の支流・一之瀬川へとやって来た。

スタート地点にある橋の上から覗き込むと、川は川なんだけど
それはもう”渓流”の感がある。。。

なんだか、カヌーで漕ぎ下るには恐れ多い(恐縮してしまう)気がした。
というのも隊長は心の中で”渓流”というものを
次のような印象で捉えているからだ。
「渓流は微妙な自然バランスで成り立っているデリケートな生き物であり
 人の手が入ると、その美しさがアッというまに崩壊してしまうもの。
 一度崩壊してしまうと、その美しさを取り戻すには長い年月が必要なもの。」
そんな印象を持っているからだ。

シャワークライミングも渓流遊びのひとつだが、
「そこにいる生き物の棲家を、少なからず荒らしてしまう」
ということを念頭において行動したい。

スタート地点で荷物を降ろしていると
カズケイさんが地元農家の方と談笑していた。
「今日は特に水量が少ない」ということらしい。。。





そういえば、最近ふと気付いたことがある。
それは、カズケイさんが地元民とふれあっている、ということだ。

隊長自身は
「地元民は、カヌー遊びというものがどういうものか、さほど知らないのでは?
 だから、カヤッカーという独特な着装をした者に対し
 怪しい(疑わしい)眼で見ているのではないだろうか?
 歓迎せざる者として見ているのではなかろうか?」と思っている。

勝手にこう思い込んでいるものだから
隊長はなかなか話しかけられないでいた。。。






しかしカズケイさんは臆することなく話しかけている。
歳の功なのだろうか?(爆)
いやいや、そういうわけでもないだろう。(^;^)
カズケイさんと地元民が談笑している光景は、じつに微笑ましいのだ。

そして彼等は決まって
その川にまつわる情報を聞き得て戻って来るのだった。
なるほど、そういう利点もあるのかっ!

地元民と触れ合うことは
つまり我々が”怪しい者ではない”ということを示す最良の手段だろう!
隊長みたいに臆病すぎるのはダメだね。(^;^)





さて、一之瀬川に話を戻そう。
ここは”カヌーで漕ぎ下る川”というよりも
むしろ”竿を手に釣り上がる川”に見えてならない。(^;^)
そんな川を漕ぎ下ろうというのだから、なんと贅沢な遊びだろう!。

水が少ない為、ゴツゴツした岩が顔を出している。
3人は限られたルートめがけて慎重に漕ぎ出した。

何度か、カヌーから降りてライニングダウンしたが、
たいていは小落差のある瀬をトントンと落ちながら進むことが出来た。

瀬を漕ぎ抜けたところで、ようやく落ち着いて仰ぎ見ると
なんとも言えぬ”しっとりとした緑”が輝いていた。
「日本に生まれてよかったぁー!」と、
誰かさんみたいにコブシを天に突き上げたくなるほどだった。(笑)





潤いある苔。

水々しい樹木。

水に洗われ、輝く岩々。

まるで箱庭の中に舞い降りたような気がした。。。

その上品な川景色はもう、なんというか、、、公卿のよう。。。

こうして隊長がウットリしながら流れていると
後方から何やら騒がしい声が聞こえてきた!





カズねぇ「えっ、ちょっと何アレ!? 。。。。。ん? 
      ゲッ! へ、ヘビやっ!ヘビやぁあああー!

隊長「またヘビかよ。 カズねぇ、どんだけヘビ女やねん。。。」

ケイにぃ「あんっ?ヘビぃ? なんやこんなもんっ!」
      (ヘビに戦いを挑もうとするケイにぃ)

カズねぇ「アンタぁー、やめときよぉー!危ないでぇー!」

隊長「ケイにぃー!相手にしたらアカン。ほっといて行くでぇー!」
     (ここは彼らの棲家なのだ)

”先住民の居る土地に土足で上がり込み、チカラまかせに
 自分のやりたい放題するアホな大国”みたいなことをしてはならない。





少し漕ぎ下ったところに感じの良い河原があったので
そこでお昼ごはんにする。

目の前には小川の流れ込みがあり、魚がたくさん居そうだ。
早速シュノーケルをつけて覗くと、小鮎が行き交った。

自然の水族館を堪能したあと、河原に腰掛け昼メシを食べていると
向こうからウェーダーを履いたおじさんがやって来た。
僕達のインフレータブルカヌーを指差し
「このボート、いくらくらいするん?」と興味を示した。

「少々お高いですよぉ〜。でも楽しいですよぉ〜。」という返答から始まり
おじさんとの会話はしばらく続いた。





そして昼飯を食べ終わる頃、隊長が
「ここは綺麗な川ですねぇ〜。そこの流れ込みにも魚がいっぱい居ましたよ。
 小さな鮎もけっこう居たし。」と言うと、おじさんは急に目を輝かせ
「ホンマかっ!おったか!?」と言い、すくと立ち上がった。

そしてゴソゴソと投網のようなものを取り出した。
おじさんに尋ねると、それは投網ではなく”さし網”というものだった。

ウェーダーのベルトを締め直したおじさんは
こちらの岸から対岸まで、さし網を丁寧に仕掛けて行った。



おじさんに迷惑が掛からぬよう画像処理しています


おじさんが網を仕掛け終わるのを
今か、今かと待ちわびていた隊長は
初めて行う漁に胸が高鳴った。

隊長「おじさん! どっちから追えばいい?」

おじさん「カミから、シモや!」

隊長は弾けるように川へ飛び込んだ!
そして川上からバシャバシャと音を立てて魚を追った。

もうこんなに面白い経験はないだろう!というくらいに夢中になっていた。
気付いた時には、岸辺からカズケイさんが
”夏休みの小学生”を見るような眼でこちらを見ていた。
はっ!恥ずかしい。。。






魚を追っていると
時折、水中を覗いていたおじさんが
網の方へ近寄り、水中へ手を伸ばした。
そして次の瞬間、鮎を手に掲げたおじさんがニヤリと笑った。

「うわっ!スゲー!」 急いで駆け寄る3人。
おじさんから鮎を受け取った隊長は、手の中で光る鮎を愛しそうに見つめ
その体から発せられるスイカのような香りを嗅ぎまくった!

そしてまた川へ飛び込み、今度はシュノーケルで川中を覗き見た。
驚いたことに、水中では”さし網”がまったく視認できなかった!
陸上であんなに白光りしていた網が、水の中では全く見えないのだ!
これは衝撃的発見だった!
あとで冷静に考えると、当たり前のことなんだけどね。(^;^)
じゃなきゃ鮎も引っ掛かったりしないよね。(笑)
けど、この時は本当に驚愕したよ。。。





おじさんは、僕らの人数と同じだけの鮎を獲り、手渡すと
それ以上粘ることなく、潔く引き上げて行った。
じつに粋な男だ!



それにしてもいい経験をさせてもらった。(^;^)

漁の余韻に浸っている隊長に、興奮したケイにぃが鼻息荒くこう言った。
「たいちょー!網を買いなさい、網をっ!
 うはうは隊の隊費で、ぜひ網を買いなさい!」

どうやらケイにぃは大好物の川魚を隊長に獲らせ
自分は”食べる役”に徹する魂胆らしい。(笑)





午後からも、この緑鮮やかな渓を漕ぎ下った。

ある河原で、若い男女のグループがBBQを楽しんでいた。
そのうちの女性2人はチャラ瀬の川床にキャンプベッドを置き
その上でお昼寝をしていた。

ベッドの下を流れる涼しい川の音を聞きながらウトウトするというのは
なんとも贅沢な過ごし方だ。(^;^)

彼女たちの昼寝を邪魔せぬよう、そぉ〜っと横をライニングダウン。
しようとしたその時、向こうに居る彼女らの仲間か叫んだ!
「おーい、○○ちゃーん!おぉーい!」
どうやら、カヌーを引いて歩く僕らを見た一人が
「○○ちゃーん、カヌーが通るから退いてあげてー!」
彼女達を呼び起こそうとしたようだ。





その呼び声でムクッと起き上がった2人の女性は
すぐそばを歩く”バツの悪そうな顔したオッサン”を眼にし固まっていた。

彼女達は「いったい何が起こったのか!?」解らずに眼を丸くしていた。



そしてこのあと
すっかり緩やかになった流れを漕ぎ下り
広く美しい河原へとゴールした。

いやぁ〜、じつに有意義な2日間だった。
それもこれも案内してくれたカズケイさんのおかげです。
本当にありがとう!またヨロシクね!(^;^)


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