07-06-30 肱川(愛媛県)




今年は、うはうは隊員を
どんどん四国の川へ呼びつけてやろうと思っていた隊長は
さっそく隊員達を愛媛(しかも西の方)まで呼びつけてみた。(悪笑)

すると意外にも、のりさん夫妻がイヤな顔ひとつせずにやって来た。
のりさんなんか
「昔、バイクツーリングで来たことのある大洲の雄大な川を
 一度は下ってみたいと思ってたんだよ。」と、ノリノリであった。

しかしこの時彼は
「毎回、浮き足立って四国に上陸し、その度にイワされて帰ることになる」
という“四国とノリさんとの過去の傾向“をすっかり忘れていたのであった。。。



この日、モコさんは独りで舟を組み立てた。エライ!


29日深夜に、大洲の河原へキャンプインした我々は
翌30日の朝、意気揚々とカヌーツーリングのスタート地点へ向かった。

本日は、愛媛の大河・肱川を“道の駅・清流の里ひじかわ”裏の河原から
“新富士橋”下の河原までの約17キロを
漕いで漕いで漕ぎまくるぞツーリングと参りましょう!

意外に広い河原で、3人各様に舟を組み立てた僕らは
ダム下にしては良い状態の川面へと漕ぎ出した。


  ↓ツーレポに載ってない詳細・写真有り↓







スタートして、しばらくの間は道路と併走。
そして段々と山深い景色へと変わっていった。

本日の肱川(ひじかわ)の印象を先に述べさせていただく。
噂に聞いていた通りの雄大な景色の中を
時に道路と併走し、時に緑濃い眺めと併走、を繰り返す。

水質は、飛び込みたいと思うほどではないが、悪くはない。
たまに底を擦るような箇所があるものの、大きな瀬や険悪な箇所は無く
初級者が存分に楽しめる川と言えるだろう。

また、野趣あふれる景色(開けた眺め)は
肱川を象徴する個性のひとつと言えるだろう。



下流側から見る赤岩橋
橋の下(写真右側)には、緩衝ブロックが散らばっていた。


時折訪れるさざ波のような瀬に乗り、身も心も涼しくなる。
広く緩やかな肱川を堪能するかのごとく、
ひと漕ぎ、ひと漕ぎ、パドルを入れた。

スタートして間もないというのに、向かい風が吹き付けてきた。
しかも、ちょっと強い。(泣)

「風よ、止んでおくれ!」という我々の祈りもむなしく、
その“ちょっと強い向かい風”は、一日中吹き続けた。

こういう時はしっかり漕いでいないと、ほとんど前に進まない。
3人は仕方なくヨイショ、ヨイショと漕ぎ続け
風が弱くなった時にだけ、漕ぐ手を休め
お互いの惨めな顔を確かめ合うのだった。。。





写真に見える赤い屋根は、特産開発センター


しかし、こんな状態が長く続くと、楽しいツーリングというよりは
“強化合宿”とか“トレーニング”という雰囲気になってしまう。

のりさんは、その強風を力でねじ伏せ、独り突っ走って行った。。。

隊長は、こんな強風を何度か経験しているので
こんな状況の中でも、自分なりにカヌーツーリングを楽しむことを忘れない。

雨の日や、強風の日は、「たまにはこんな日もあるさ」と
その状況を受け入れてしまうことにしている。
そうすれば、辛い状況下でも、樹木や空や川岸に目を向ける余裕ができる。

辛い状況下に反発していては
前かがみに(うつむきかげんで)漕ぐばかりで
川を見ずに終わってしまうからね。










小田川合流点の手前に架かる橋の下


釣りをしているおじさんが竿を上げた瞬間を見計らい、その前を通過。

アユ釣りシーズンは、釣り師との兼ね合いに気を使うが、
向こうも僕らが通ることで”ある種のストレス”をかかえてしまうのだから
それはお互い様だ。

何事でもそうであるが、“わけあたえる気持ち”が、各人に根付けば
そういう種のストレスを抱えなくてすむのになぁ。。。
ある意味、みんな、自分で自分の首を絞めながら生きているのかもしれない。
おかしな世界だね。。。





ようやく、独りで遙か先頭を突っ走っていたノリさんに追いついた。
のりさんは我々を待っている間に
支流・小田川との合流点を散策してきたそうだ。
「たいちょー! 小田川との合流点を見てきたんやけど、
 小田川から流れてくる水、やっぱキレイやったわぁ〜!」と目を輝かせた。

小田川との合流点を過ぎ、大川橋の手前に
流れがコンクリ岸壁にブチ当たりカーブしている箇所があった。
その手前のチャラ瀬では、釣り師達が休憩していた。

運良く竿のない瀬を漕ぎ下ったはいいが、
そのすぐ下で、流れがコンクリ岸壁に向かって行ったので
隊長は慌てて舟を流心より内側へ寄せた。





後続のモコさんも
慌てて舟を内側のエディへ寄せようと、向きを変える。
が、ここで船尾が岸壁にぶつかり、舟がグラッと傾いた!
「ヤ、ヤバイッ!」

しかしここで
「沈しそうになっても、すぐにあきらめない!」
という、うはうは隊の教えを忘れなかった彼女は
そこで「んぐっ!」と踏ん張り
「あわやっ!」という状況から沈を免れたのだった。(エライ!)

そして最後に、のんきな顔したノリさんが下ってきた。

のりさん「わっ、あぶね! ぶ、ぶ、ぶつかる〜!
      た、た、たいちょー、どいてぇー!そこどいてぇええー!」






大川橋の下に日陰を見つけたノリさんは
「よぉーし! あそこで昼メシにしよー!」と、またのんきなことを言った。

というのも、まだ行程の3分の1くらいしか来ていなかったからだ。
しかしながら隊長は「今日は焦ることもないな」と思った。

強風の為なかなか進まないが、少しづつでも進んでるし、
いつもよりちょっと長い時間漕げばいいだけだ。
季節がら、陽が落ちる時刻も伸びていることだし。。。





僕らが昼食をとっている向こうで、同じく昼食をとっている釣り師を指さし
隊長が1つのセオリーを話し始めた。

「あの光景を見てのとおり、釣り師もお昼時になればメシを食い始めるのだ。
 だからその間に“釣り師のいない川”を、少しでも気分良く進んでおいて
 時間をずらして昼食をとる、という手段もあるんやで。」

のりさん「。。。。。(プシュッ!)」
隊長の話を無視し、缶ビールを飲み干すノリさんであった。。。

食べたい時に食べ、
飲みたい時に飲み、
やりたい時にやる!
それがノリさんなのだ。うん。(爆)











お昼ごはんを食べ終え、河原に吹く風にまどろんでいると
一人のアユ釣り師が近づいてきた。

釣り師「おたくら、いつごろ出発するの?」

3人「。。。。。???(なんでそんなこときくのん?)」

釣り師「いや、あのぉ、カヌーが通った後30分位は釣れにくくなるから
    いつごろ出発するのかと思って。。。」

のりさん「あっ、そーゆーことか! どーもすいません。
      えーっと、どうする? もう出ようか?」

隊長「あぁ、それなら慌てることないよ。
    おじさん! 僕らはおじさんが釣りしてる場所の下まで
    カヌーを担いで行って、そこから出発しますんで
    どうぞ釣りを始めてください。(^;^)」



いい機会なので、お互いの遊び場である川について
その釣り師と対談してみた。

今年は特に釣況が良くないそうだ。水量が少ないらしい。
また、上流に2つのダムが有るというのに
さらに3つめのダムが作られているらしい。
下流の漁協がいくら反対しても、上流の(その現場の)漁協が
取引に応じてしまえばダムはできてしまうということ。
その釣り師も我々同様、川の未来を危惧していた。

それでもなお、ダム建設は進められる。しかも全国規模で。
ダムを本当に必要としている人はいったい誰なのでしょうか?
まったく贅沢なオモチャだ。それはまるで“張り子の虎”のよう。
現代となってはそれが要を足す必要はほとんど無いのだが、
そのオモチャの主にとっては
それが作られる過程さえあればいいのだから。。。






モコさんは、かなりグッタリしていた。
この強風の中、思うように進めず辛かったろう。
陽が沈むまでにゴールできそうになかったら
ロープで牽引しようと考えていたのだがその心配はなさそうだった。
モコさんは頑張って漕ぎ続けた。。。

隊長「こんな時のために、次回から
    “運命の赤い糸”っていうロープを用意しておくことだな。」
    そして疲れてどうしようもなくなったら、ダンナであるノリさんの船尾に
    そのロープをそっとつないで引っ張ってもらうといいよ。」

モコさん「えっ!それエエなぁ〜!たのむで。アンタ!」

のりさん「えぇっ!そんなことになったらオレかて
     その“運命の赤い糸”ってロープを隊長の船尾につけるからな!
     んで、隊長に夫婦ごと引っ張ってもらうからなー!」




隊長「それ、ぜんぜん“運命の赤い糸”ちゃうやんか!
    赤い糸っていうより、黒い糸ってかんじやなぁ〜。(ぞぉ〜)」

のりさん「そらしゃーないわ。
     オレ達に出会ってしまった隊長が悪いんやから。
     もう離さへんでぇ〜!(不気味な微笑み)」

次回からは余裕をもった行程にしようと誓う隊長であった。。。









いやぁ〜、けっこう野放しの景色もあるんだなぁ〜、と感心しつつ下っていると
途中、仕掛けの筒を揚げている舟を見つけた。

何が捕れるのだろう?と近寄ってみると
舟のおじさんは「ウナギがとれる」と言った。

「えっ!う、うなぎ!?」と驚いていると、籠の中を見せてくれた。
なるほど、これが“天然物”というやつか。じつにウマそうだ!

おじさんは趣味で捕る程度なので
獲ったウナギは市場に流すわけではなく、家で食べるんだそうだ。
こんな遊びができる環境は大切にしたいものだ。
そのためには、趣味(遊び)の枠を越えない程度のモラルを
各人が持っていなければならない。



上流側から見る大洲大橋


大洲大橋(国道56号線の高架)にさしかかる。
さすがにこの辺りまで来ると、車の走る音が激しく響き、街の臭いがしてくる。

のりさんは、強風でヘバった顔を見られたくないのか、
独り、先を行ってしまった。。。

モコさんは無言で漕ぎ続けている。「もう勘弁してくれ」といった表情だ。

隊長「モコさぁ〜ん!この高架をくぐれば、ゴールの橋が見えるよ!」

モコさん「えっ!ホント!? ほんまにホンマぁ?」

こんなに辛く長い行程を組んだ隊長の言うことなど
モコさんはもう信じていない様子だった。(爆)

隊長は内心、「この高架をくぐり抜けて、ゴール地点にしている
         新富士橋が見えなかったらどうしよう?」と焦った。

それくらいモコさんの全身からは
「あぁ、しんどぉ〜。隊長おぼえとれよ!」というオーラが出ていたのだ。

上流側から見る新富士橋




〜数分後〜


モコさん「あっ、ホンマや!あの橋がゴールやな!」

隊長「そう、あの橋の右岸にゴールや!(よかったぁ〜)」

驚いたことに、そこからモコさんのペースが急激にあがった!
目標を捉えた彼女は、もぅ、早く着きたくてしょうがなかったのだろう。(笑)

今回のツーリングは、たしかに苦行ではあったが、
こういう日の楽しみ方を自分なりに身につけて欲しいと思う隊長であった。。。







のりさん「いやぁ〜、キツかったわぁ〜、たいちょー。
      今回もヤラれてしまいましたわぁ〜。
      四国に来るとなぜかこんな痛いめに遭うねん。
      いっつもやわ〜。。。」

モコさん「ちょっと長すぎやでぇー!」

隊長「だきん最初に“今日は長いで”って言うたやんか!(逆ギレ)」

今日の疲れを癒すべく、
少彦名温泉”大洲臥龍の湯”(がりゅうの湯)へ歩き出す3人であった。。。

そう、幸いにもゴールの河原から温泉までは、歩いて行ける距離にあったのだ。



やっぱりちょっとウナギに未練が残るノリさん


道中、急にのりさんが叫んだ!
「あっ、見て!うなぎの看板やっ!あそこウナギ専門店やで!
 うな重いくらするんやろ?う〜ん。。。」
と、悩ましい顔をするのりさん。

のりさん「たいちょー、ウナギ食いたないか?」

隊長「うん、食いたい。」

モコさん「そんな贅沢せんでよろし! はい、買い物行くで!買い物!」

野郎ふたりのささやかな願いは、今日の強風のようなモコさんの一言により
無惨にも吹き飛ばされたのであった。。。(泣)





この河川敷では“観光納涼船“が催されていた。

納涼船の華やかさと、僕ら3人の哀れなキャンプは
じつに対称的であった。。。


翌日、讃岐うはうは隊の本拠地がある香川県に立ち寄ったノリさん夫妻は
うどんの行列に並び、さらにその後”一鶴”の骨付き鳥を食らい
「あっ、なんかちゃう!心斎橋店と、ちょっとちゃうぞ!
 こっちの方が微妙にウマイぞ!
 やっぱ本場の方がウマイやんけぇええー!」と、絶叫するのだった!


気のせいだと思う。。。。
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西東社 楽しむ釣り魚料理







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