06-11-24〜25 北山川(和歌山県)


__________________24日_________________
連休を利用して熊野へやってきた。 今年最後の”うはうは水軍”活動を”北山川・紅葉カヌーツーリング”で締めくくるのだ!
隊長は22日夜に出発し、車中泊。 23日昼前には熊野へ辿り着いた。
みんなとの待 ち合わせまでにはまだ少し時間がある隊長は”黄金の湯”へ行くことにした。
到着してみると、建物の前にはロープが掛けられ閑散としていた。 仕方なく向かいの道の駅”ふるさとセンタ−大塔”へ行く。
土産物売り場のおばさんによると、”黄金の湯”は、もう営業してないとのことだった。自分と”黄金”との縁の無さに落胆。。。(泣)



「さて、これからどうしようかな?」と思いながらトボトボと駐車場へ戻ると
観光案内板の”富里温泉・乙女の湯”というのが目に入った。
「よし!ここで車中泊の汗を流そう!」と思い立ち、
山に向かって車を走らせるのだった。

”乙女の湯”に到着。 しかし、、、辺りにはまた静寂が漂っていた。。。
「も、も、もしかし て?」と思いつつ、入口の戸に手をかける。
びくともしない!顔面を引きつらせつつ辺りを見回すと
営業案内板に「木曜定休・営業時間13時〜21時」とあった。
よかった、営業時間前だった。。。(ホッ。)

引きつった顔面を元に戻しながら、お弁当を食べることにした。
その後、車内で本を読み、時間をつぶしていると、ほどなくして
入口の戸が開き、おばちゃんが「おまたせしました!」と言った。
隊長を含め3組の訪問客は、「待ってました!」とばかりに中へ入った。
そして気持ちの良い一番風呂の後、
みんなとの待ち合わせ場所である”川湯・仙人風呂”へ向かった。



川湯温泉街を流れる大塔川では、
毎年11月頃になると”仙人風呂”が登場する。
仙人風呂は、雨後などで湯温が一定しない日は開催を中止するので
コチラでチェックしてから行くとよい。

仙人風呂に集結した”うはうは隊”の面々は
「仙人風呂って、どないなってん?」と興味津々な眼差しで歩を進めた。
ただ、のりさんだけは別の意味で目を輝かせていた!

ちっぽけな脱衣所で水着に着替える。
隊長「あれ?フルチンで入らんの?」
のりさん「かずねぇにショボ!って言われるんがオチや、やめとけって。」
けいにぃ「たいちょー、ここでフルチンになると
      今度は職務質問だけでは済まされないかもよ!」

肩を落とし、しぶしぶ水着に着替える隊長であった。。。



湯気の舞い上がる温泉に、いや川に、足を浸けてみる。。。
「うっ! ぬ、ぬるい!」
思い切って肩まで浸かってみるが、やっぱりぬるい。
仙人風呂では、みんな湯温の高い場所にかたまっていた。
というのも雨降り後や寒い日などは、湯が湧き出ている箇所以外は
生温いからだ。 なので僕らもその輪の方へ移動した。

ここは純和風な場所だというのに、何ヶ国かの外国人も浸かっており
なかなかインターナショナルな場所であった。
体格のよい黒人が興味津々な顔つきでやって来たのだが
彼はまず脱衣所を見てたじろいでいた。

ここの脱衣所は、女性用はしっかりと囲われているのだが
男性用は囲いが甘くほとんど丸見えなのだ。
彼は恥ずかしそうにその脱衣所で水着に着替え、
今度はとっても不安そうな表情で湯に足を浸けていた。





見た目の印象と異なる彼のその行動に対し
のりさんがつぶやいた言葉が印象的だった。
「見るからに、彼は大胆に衣服を脱ぎ捨て、
 歓喜の雄叫びを上げながら湯に飛び込むのかと思ったけど
 意外にそうでもないんやな。。。」
肌の色は違うけど、彼は日本人よりも和風な心を持っているのだろう。
どんな人種であろうと先入観だけで判断してはいけないんだな。
日本人はもっともっとグローバルな感覚を持たねばならないと思った。

川底から時々、思い出したように熱湯が湧き出てくる。
のりさんは一人だけ「アツッ!アツアツ!」と悲鳴を上げていた。
神経のブ厚い彼も、お尻の皮だけは薄かったようだ。(笑)

けっこう長い間おしゃべりを楽しんでいたのだが、
この湯温では一向に体が熱くならないので、そろそろ上がることにした。
←立ち上がって脱衣所まで歩くと上半身が寒いので、
 犬かきで進む情けない”うはうは隊”であった。。。



”紅葉カヌー”を企画してくれたカズケイさんの案内で
素敵なキャンプ地に辿り着いた。 ここから歩いて行ける
入鹿温泉ホテル・瀞流荘”の大浴場で身体を温め直し
ホッカホカの身でロビーを出ると、外はもう真っ暗になっていた。
冷気が頬に心地よい。
野宿地へ戻る道すがら、ふと見上げると満点の星空だった。。。



今年最後のカヌーキャンプということで、宴にも気合いが入る。
卓上には飲みきれないほどの酒が並んだ。






のりさん「たいちょー、今日は美味しい豚汁作ったるでぇ〜!」
毎回飯炊きの準備を済ませ、飯盒をバーナーにセットし
そこで初めてビールに手を付けるのりさん。
ふたくちほど飲んだところで何か思いついたようだ!

のりさん「そうや!隊長もバーナー持ってるんやったな?
      今まで米が炊きあがるまでバーナーが空かないから
      飲むしかなかったけど、隊長が隊長のバーナーで米炊きを
      してくれたらその間にオレはオレのバーナーでおかずを
      作れるやんか!なんで今まで気づかんかったんやろぉー!?」

けいにぃ「。。。。。(今頃気づいたのかよっ!)」

隊長「だけど、のりさんがのりさんのバーナーとオレのバーナーを使って
    飯炊きとおかずを作ることもできるんちゃうん?」

のりさん「アホッ!どこまで甘えとんねん!
      よし、決まりや。来年から飯炊きは隊長の役割とするぅ〜!」

モコさん「さんせーぃ!」 という訳で、
2007年から隊長は”飯炊き当番デビュー”することになった。(泣)



かずねぇ「あんた、今年も色々とご苦労さんやったなぁ!」

けいにぃ「はい。」

かずねぇ「来年もしっかり頼んまっせー!」

けいにぃ「はい。。」

かずねぇ「今日はアンタの好きなだけ飲みなさいな!」

けいにぃ「はい。。。」

毎度”男らしい”かずねぇであった。。。(爆)






のりさん「たいちょー、でけたでぇー!うつわ持っといでー!」

隊長「やったぁー!」

モコさん「さぁ、食べよ、食べよー!」



食事の後、皆お腹をさすりながら、また星空に見とれていたその時!
突然どこからか怪しい歌声が聞こえてきたっ!

隊長「♪はっぴばーすでー、の〜りちゃ〜ん!(超低音)
      はっぴばーすでー、の〜りちゃ〜ん!♪(超低音)」

モコさん「うわっ、ケーキや!」

のりさん「そんな”地を這うような低音”で歌わんでもええやろっ!」

この日、40歳 という節目を迎えたのりさん。 かずけい夫妻からも
「やっと私達と同じシジューダイになれたわね。おめでとう同士よ!」
とお酒が贈られた。
ジェダイになりたいはずが、シジューダイになってしまったノリさんは
喜んでいいのか悲しんでいいのか、複雑な表情をしていた。(笑)




この太いロウソクの火を消せば、
オレも40代に突入してしまうのだな。ヤだなぁ。。。
とケーキに及び腰のノリさん。





「えーい!仕方あるまい、吹き消しちゃえー!
 ついでにこの悲壮感もフッ飛んじまえー!」

こうなるともう笑うしかないのだ。。。


__________________25日_________________

40代になったので、ちったぁ落ち着くかと思いきや
相変わらずカメラの前では変顔を決めるのりさんであった


25日。
昨夜の星空がウソのような曇天。。。(どゆこと!?)
しかし野外は思っていたほど寒くはなかった。

いつものようにダラダラと朝食を摂り、ダラダラと身支度をし
ダラダラとスタート地点へ向けて走り出した。

しかし、ちょっと走ったところで先頭車両が停止した。
車から降りると、路上に看板が立っていた。
そこには「本日の通行時間□:00〜△:00」と書かれていた。

し、し、しまった! 通行規制までチェックしてなかった!
あと10分早く来ていれば通れていたことに気づいた我々は
「○○があそこでトイレに行ったからどーのこーの!」
「△△があそこでダラダラ着替えてたからどーのこーの!」
と、お互いになじり合うのだった。。。




みんな、来年はもうちょっとキビキビと動こうな!
(と言ってる隊長が一番トロくさいのだからしょうがない。。。)

〜それから数十分後〜

通行時間となり、満を持してスタート地点へ向かった。。。

今日は熊野川の支流・北山川を、田戸のジェット船乗り場から
キャンプ地のある瀞大橋までカヌーで漕ぎ下ります。

田戸のジェット船乗り場へ降りる階段のたもとには駐在所があり
そこの奥さんが”手乗りヤマガラ”を見せてくれた。






最初は人見知りをして
なかなか舞い降りてこなかったヤマガラも
一度手に乗ってしまうと
それからは何度も舞い降りてきた。


  ↓ツーレポに載ってない詳細・写真有り↓



荷物を担いで長い階段を下りると、ジェット船乗り場があった。
乗り場の河原にはジェット船が2隻待機しており
そこにある露天商の前は観光客で賑わっていた。
僕たちはその前を通り過ぎ、もう少し上流側で荷物をおろした。

隊長はさっそく舟を組み立てながら
「いやぁ〜、長い階段やったなぁ〜、
 久しぶりに重い荷を背負って歩いたから汗かいたわ。ははは!」
と皆にしゃべりかける。
しかし、何の反応もない。
(し〜ん。。。)
「ん???」 振り返ると、
皆、さっそく屋台へと舞い戻っていた。。。(まだ食うんかいっ!)





正午前になってようやく出発!
北山川・紅葉カヌーのはじまりです!

そのまま下らずに、ちょっと上流へ遡ってみよう!
ということになり、頑張って遡上する。

静寂の中、瀬音だけが聞こえてくる。
エッホ、エッホと漕ぎ上がる。
これがなかなか体力を要し、サケやアユの大変さを実感。





かずけい夫妻も、のりもこ夫妻も
息を合わせて瀬を漕ぎ上がる。
みんな今年一年でだいぶ上達したんだなぁと思った。。。

3つめの瀬を漕ぎ上がりパワーを使い切ったところで折り返し
今度は優雅に下ります。

愛用のツーリングベストを忘れてきたことに
今頃になって気づいたのりさん。
ボケるには早すぎるぜ!と言いたいところだが、
隊長も人のことは言えない。
物忘れが激しさを増す”うはうは水軍”であった。。。















北山川を漕いみて思ったことは、
今まで漕いだ川の中で、一番人間臭くなく
野趣味あふれる川だということだ。
まるで太古の恐竜時代にタイムスリップしたような気分になった。

アニメ・ドラゴンボールにでてくる風景を
実写版にするとこんな感じになるのではないだろうか?
この深い山中には何かが潜んでいそうで、
ピッコロ大魔王が修行してそうな雰囲気でもある。





北山川の両岸は断崖絶壁になっており
大昔には今の数倍の水が流れていたのではないだろうか?

また、絶壁の間には大きくて暗い洞窟がいくつも見受けられ
大昔にはここで何者かが住んでいたのではないだろうか?

北山川の風景は、見れば見るほど想像が膨んでいった。。。





景色に見入り、のんびりと流れていると
遠くの方から「ブォオオオ〜ン」というモーター音が聞こえてきた。

「じぇ、じぇ、ジェット船だぁ〜!」
この時ばかりはジェット船(観光船)の邪魔にならぬように
岸へとよける。 たまに2台続けてやってくる。

ただ、一旦瀬に突入してしまうと、そう簡単に岸へ寄れない為
瀬に入る前には、よく耳をすませ
観光船が来ないのを確認してから一気に漕ぎ下った。





観光船が通る川だけあって、
浅い瀬でも中央だけは一定の水深が保たれていた。
おかげで舟が底を擦る心配はなかった。





←ジェット船が通過するたび、神妙な面持ちで待機する隊員達。




瀬では、このような旗と旗の間を漕ぎ下る。
(ひょっとするとこれは梁漁の時期だけかもしれないが。。。)

しかし旗と旗の間であっても、
川底から竹片が突き出ている場所もあるので注意が必要。
(たいていはその竹片の上をツルリと滑るように通過できます)



河原でお昼ごはん
打ち合わせた訳ではないのだが
なぜかみんなカップヌードルだった。(爆)
歳のせいか、皆寒かったのだろう
変なところで息が合う”うはうは水軍”であった。。。









昼食を終えたモコさんとカズねぇは
何を思ったのか、大きな岩をよじ登り始めた。

数分後、岩の頂上から二人が顔を覗かせた。

モコさん「おぉーい!」
けいにぃ「うはぁ!あんなとこ登ってんで!」
カズねぇ「オーイ!たいちょーも登ってこーい!」
モコさん「たいちょー!ここ、絶景やでー!おいでー!」

”クソッ!”
彼女達は”隊長が高所恐怖症だ”ということを知っていて
ワザと、あぁ叫んでいるのだ!
フンッ!隊長だって、あんな岩くらい登れるさっ!
颯爽と歩み出す隊長。

そのうしろ姿を心配そうに見つめるけいにぃ。
(いや、心のの中では笑っていたに違いない!)




〜十数分後。。。〜(いつまでかかっとんねん!)

頂上から覗く顔が3人になった。
頂上から「オーイ!けいにーぃ!」と叫ぶ隊長の腰は
ずいぶんと引けていた。 ってか、立ち上がれていなかった。





下からけいにぃが応えた。
「オーイ!たいちょー!立ってー!立ったところ撮るからぁー!」

隊長「いややぁ〜!うち、そんなことようせんわぁ〜!」(乙女かっ!)

けいにぃ「立つまでシャッター押さへんでー!」

まったくイジワルな隊員達である。。。

隊長がこんな緊迫した状況に置かれているといのに
下でグーグー寝てる野郎が目に入った。





隊長「ぅううガー!オレが手に汗握る思いでこんなとこまで
   登って来たというのに、なぁーに寝とるんじゃあああー!」

「カシャッ!」(←けいにぃのシャッターが下りる音)

”あれっ?”
怒った拍子に立ち上がってしまった隊長であった。。。




美しい。。。



中国の水墨画のようだ









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全体的な紅葉とまではいかなかったが
所々に、しっかりと趣のある紅葉が見れて嬉しかった



こんな美しい河原で紅葉を眺めながら
酒が飲めたら最高だろうな。。。



曇り空の下、美しい景色を眺めながら流れ下りてきた我々は
野宿地に辿り着いた時には満たされた思いでいっぱいだった





2006年最後の晩餐。

のりさんの内股は可愛らしいけど見たくない!(爆)



かずねぇ「今年は、いっぱいカヌーに行ったなぁ。
      こんなに遊び呆けていてイイのかしら?」

けいにぃ「そやなー、老後の資金も全部カヌーに使っちまったしなー。」

かずねぇ「これも全部たいちょーのせいやもんなー。
      なんか強制的に隊員にさせられちゃってさー。
      こうなったらもぅ、老後の世話は隊長にみてもらうしかないな!」

けいにぃ「そやなー、老後は隊長に寄りかかって生きることにするかー!」

隊長「えっ、あ、、、いや、、、その、、、それは、、、ちょっと。。。」






かず&けい「なーんちゃってぇー!」

かずねぇ「焦った?焦った?」

けいにぃ「冗談だってばー!」





のりさん「モコちゃん。老後はワシのこと頼んだで!」

モコさん「えっ? あ、う〜ん。。。どうしよっかなぁー?」




寒くて熱い夜が更けていった。。。
__________________26日_________________
翌朝早く、用事のあるかずけいさんは帰って行った。

天候が崩れなければキャンプ地から漕ぎ下る予定でしたが
早朝から雨がテントを濡らした。。。(泣)

今年は”かずけいさんが帰ると雨”というジンクスが最後まで続いた。(泣)

雨が降ると急激にテンションが下がるノリさんは
テントから出てくるなり雨天を見上げて言った。

「温泉入って帰ろうか。。。」

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フリーノット(FREE KNOT) ビーメックス防蚊パンツ
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コールマン エンクロージャー
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コールマン ポータブルシャワーwithウォーターキャリア
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