06-08-08〜10 宮川(三重県)

__________________8日_________________

アイス大好きモコさんがアイスクリームの看板を発見
朝からアイスを御馳走になり、ちょっと目が覚める


↓ツーレポに載ってない詳細・写真有り↓


昨日から降り続く小雨の中、東屋で朝食。
とその前に、のりさんが携帯電話で天気図をチェック!
昨日06-08-07魚跳渓のあとに急変した天気はどうなっているのか?

のりさん:「た、た、たいちょおおおー!
       た、た、大変だー!
       た、た、台風の進路が変わってるぅー!」

隊長:「なっ、なにぃいいいー!」

昨夜あれほど悩んだ末
「東側(気田川方面)へ行く!」と決めたのに
台風はそれを聞いていたかのように進路を東寄りに変えていた。

モコさん:「だれやぁ?台風に好かれてんのは?」

のりさん:「たいちょー、これどういうことやねん!
      女に好かれずに、台風に好かれてどないすんねん!」

隊長:「オ、オレのせい???」

う〜ん、参った。 また計画を練り直さねばならない。。。
とは思うものの、朝から良い案が浮かぶわけでもなく、、、やっぱり宮川へ向けて走り出すことにした。
こうして、”夏休みイケイケ旅シリーズ”FINALは宮川に決定した。。。

小雨がパラつく中、宮川に到着。 天気は悪いし、台風が近づく中でカヌーというのもなんなんで
今日は七俣大橋から河口までを下見するだけにした。

昼過ぎに下見を終えた僕らは、隊長のリクエストで”伊勢うどん”を食べに行くことになった。
台風接近のせいかどうかは知らぬが、伊勢の商店街は閑散としていた。
そんな中であっても、独自の嗅覚を持つノリさんは、ちゃんと”伊勢うどん”のお店を見つけてくるのであった。
「山口屋」というお店に入る。
壁中にサイン色紙が貼り詰められている。どうやら有名店のようだ。 さすがノリさん。 あんたエライよ!

伊勢うどんは、練り物(粉物)という食感だった。
付いてるタレも独特で、まるで細長い団子を食ってるような感じ。
”うどん”というよりも、まったく違ったネーミングにすれば良いのに。
きしめんは、おつゆがうどんと似ているので食べやすく
もう一度食べたいと思ったが、伊勢うどんはもういいやと思った。
この隊長の正直な感想を、
のりさんに伝えるとブン殴られそうだったので
そっと、心にしまい込むのだった。。。(笑)






店のおばちゃん:「はい、おまたせしました〜。 はい、どうぞ〜。」

モコさん:「さぁ、食べましょうか〜!」

のりさん:「いったっだっきま〜・・・・・???
      あれ? たいちょー、それ何食ってるん?」

隊長:「えっ? あぁ、 きしめん! (ズズ、ズズズゥー)」

のりさん:「はぁ??? オマエが
      ”伊勢うどん食ったことないから食いたい”って言うから
      この雨の中ワザワザ、伊勢うどんの食える店を探し出し、
      しかもオレらは食ったことがあるにもかかわらず
      隊長にあわせて伊勢うどんを注文したというのに
なんでオマエがきしめん食うてんのんじゃあー!

隊長:「あぁ、 オレ、きしめんもちゃんとしたお店で
     食ったことがなかったんや。 それに、伊勢うどんは
     のりさんにひとくちもらえるじゃん!あはは。(^;^)」
     (ズズ、ズズズゥー)」

のり&もこ:「てっめえー、コノヤロォ〜!」


店を出て空を見上げる。
なんともハッキリしない空模様だ。 まるで隊長のようだ。。。(オイオイ)

台風が接近する中、これからどうするのかを考えるため、喫茶店に入り直す。
他に行けそうな河川を探すのだが、どの川も昨夜からの雨で増水していることが予想される。
名案は浮かぶことなく、時間だけが過ぎていった。。。

結局、強風が吹くとテントも張っていられないだろうという理由で、「帰るか。。。」ということになった。
どうしようもない脱力感を抱えたまま、もと来た道を帰る。
「まぁ、こんなこともあるさ。天照大神に敬遠されたのだろう。」と自分を慰めつつ運転していると
前を行くノリさん車が急に停まった。 車から降りたノリさんは、空を見上げてこう言った。
のりさん:「あんなー、たいちょー。 今朝からずぅーっと、こんな天気やん?
       雨がザーザー降るわけでもなく、強風が吹き荒れるわけでもない。
       なんかこのままの状態で終わりそうな気がすんねんなぁ〜。。。」
隊長:「う〜ん、そやなぁ。。。 いわゆる”カラ台風”っちゅうヤツやなぁ。。。」



そこで、またまた予定を変更し、宮川にとどまることになった。
夕刻が迫る中、野原公園に避難。 ここはキャンプ禁止。
だが今回はキャンプではない。緊急避難なのだ。
だからテントも立てないし、食事も他でとることにした。

そうと決まれば、まず温泉!
”アスピア玉城”の弘法温泉で温まる。 そして風呂上がりに、
併設されている「ふるさと味工房アグリ」で焼き肉を食べる。
地元の”玉城豚”はメチャメチャ旨かった。

野原公園に戻る頃には、もう辺りは真っ暗になっていた。
モコさんは車の中で寝ることにして、
隊長とノリさんは東屋の下で寝ることにした。
しかし、こんな状況下ではスグに寝付けるわけもなく
久しぶりに野郎二人でバーボンを飲みかわし、
タバコの煙を燻らすのであった。。。



この後、もしかすると雨が降り込み、風が吹き荒れ、
モミクチャにされるかもしれない。
そう思うと飲まずにはいられなかった。。。

何を話していたのか。。。 思い出せないくらいだから
きっとどうでもいい話をしていたのだろう。。。

深夜1時頃、急に辺りが静かになった!
な、なんと、、、雨は止み、風まで止んでしまった。
どうやら台風は去ってくれたようだ。
僕らは安心して眠りについた。。。。



__________________9日_________________

僕らはここから少年・少女に戻った。。。


翌朝、夏の空が戻っていた。

早速準備を整え、スタート地点の七俣大橋下へ向かう。
たいして雨が降らなかったのか
宮川には、増水”ゾの字”も見当たらなかった。
河原の状態を見ても、粟生頭首工からの放水も無かったようだ。

舟の組み立ても終わり、いよいよ出発!
憧れの”宮川カヌーツーリング”の始まりだ!




「なにグズグズしてんねん。置いてくぞ!」の図


川は心配していたほど濁っておらず
いや、全然濁っていなかった。
逆に、降雨のおかげで進みやすくなったくらいだ。

それでも、この時の宮川は水量が少なく
瀬という瀬は、すべてダイナミックさに欠けていた。
宮川は普段から水量が少ないのだろうか???

しかし、さすがに景色はいいねぇ〜! なだらかで、広い。
擬音で表すと「ポカ〜〜〜ン。。。」という印象を受けた。




モコさん:「うわぁ〜、キレイねぇ〜!」
のりさん:「ひゃあ〜、気持ちえぇなー!」



隊長:「それにしても、のんびりした川だねぇ〜。
     初心者にはピッタリの川じゃないか!(^;^)」





浅瀬では、舟を引っ張りライニングダウン。。。



淵では、静寂の緑を下に眺める。。。



「たいちょー!そろそろお昼にしましょうや!
 あたしゃ、早う、ビ・ビ・ビ・ビールが飲みたいですわ!」
というノリさんの声が聞こえたので振り向くと、
もう河原へ舟を着けているではないかっ!
隊長も慌てて舟を着け、弁当を持って歩き出した途端、今度は
「プシュッ!」という音が聞こえた。
見ると、のりさんのクチモトでビールが、既に45°傾いていた!

隊長:「コラー!乾杯はー!? 乾杯!」
のりさん:「あっ、すまんすまん。 これ空けてまうわ。
      2本目で乾杯しような。 あはは〜。(^;^)」
モコさん:「もぅ、自分の好きなことに関しては素早いんだから〜。」
のりさん:「当たり前やんけっ!」






夏の午後の最高の過ごし方のひとつ
日本の夏。。。素晴らしい時。。。







午後からも
ゆったり、ゆったりと下る。。。


それは決してダラダラではなく
水面には充実した時間が流れていた。。。











隊長:「こういう早瀬では、うつ伏せになって上流を見ていると
    目の前をアユがビュンビュン泳いでくのが見えるよ!」

モコさん:「へぇ〜、やってみようよ!」

のりさん:「お〜っし! どれどれぇ〜???」





隊長:「まぁ、水中メガネがあれば
     舟の上からでも見えるんやけどな。」

のりさん:「なんじゃそれ! もう一回言うわ。 なんじゃそれ!!
      オレ達にやらすだけやらしておいて
      自分は水中メガネかよ!」

モコさん:「ほんまや〜!伊勢うどんの時とおんなじやん!
      私らを踊らすだけ踊らしておいてからにぃ!
      うちらピエロかっ!(怒)」


今日の宮川は貸し切り状態!



あまりにもツッコミどころがなく、
ただただ、ぼぉ〜〜〜っと流れていくうちに
今日のゴール地点(田口大橋)に着いてしまった。。。






途中で買い出しをしつつ、野宿地へ戻る。


なには無くとも、ビ・ビ・ビ・ビール!
←「あぁ〜っ、うめぇ!」の図


めしの準備の前に、
なぜかカップ焼きそばUFO”ミニ”を食らうノリさん。
スゲー不健康なショットだなぁ。。。









そして、あっというまに夜。

蚊の攻勢が激しくなってきたので
銭湯・”わくわく温泉井筒”へ行く。

その後、野宿地に戻り、早々と就寝。。。


__________________10日_________________



正しい夏の朝を迎える。

ヒグラシの鳴き声が大好きなノリさんは、毎朝
「今朝もヒグラシ鳴いとったやろ!」と言ってくる。
どうやら早朝にヒグラシが大合唱しているらしいのだが
隊長は毎朝それを聞き逃してしまうのだった。。。

隊長:「夕暮れに鳴いてるのを聞いたことはあるが
     アレって、朝にも鳴くんや?」
のりさん:「せやでー!」

隊長:「ヒグラシっていうのに、朝に鳴くんや?」
のりさん:「せやでー!」

隊長:「それ、もう既に”日暮らし”ちゃうやん!”夜明けし”やん。
    ヒグラシとは別の”ヨアケシ”っちゅうのがおるんちゃうん!」
のりさん:「ちゃうわ、アホ! 大阪支部の事務局長の妹に
      ”ヨアカシ”って生き物はおるけどな。ははは!(笑)」





今日は田口大橋から下る。 どんな川旅になるのだろうか。。。

相変わらず水は少なく、だだっ広い風景になってきた。
瀬もチョロチョロと流れている程度だ。。。





あまりにもシゲキが少ないため、芸を身につけながら瀬を下る。
そして案の定、岩壁に激突するのであった。。。





しばらく行くと、中川大橋が見えてきた。 その上流側には
水勢を緩衝させるテトラが敷き詰められた箇所がある。

今回は水量が少ないせいか、激しい状態にはなっておらず
スカウティングの後、平穏に漕ぎ抜けることができた。

モコさん:「ちょっとアンタ、大丈夫?
       前に乗ってる私の方が恐いんだかんね!」









本日のコースで最もイヤラシイ箇所を通過し
安心したところでお昼ごはんにする。








そのあと、園児達はお昼寝の時間。。。








「さぁ〜て、そろそろ行きますか〜!」





日差しもキツくなってきた。
時折、日陰で休みつつ下る。。。

夏の午後だというのに
こういう日陰では夏草の香りが漂い、心がやすらぐ。。。



疲れたら、しゃがみ込めばいい (サルみたい)



我慢できなくなれば、飛び込めばいい



まさに楽園!



地球さん、ありがとう。。。





今日の宮川も、ここまでは貸し切り状態だった。
そして、この先の瀬で一人の鮎釣り師に出会った。

アユ師は川下を向いてオトリ鮎を流していたので
邪魔にならぬよう、背後の岸沿いを、そ〜っと通過。
この時、いきなり視界に入ってきた我々に驚いたアユ師は
「うわあっ!びっ、びっくりしたぁ〜。あはは〜!
と照れ笑いを浮かべていた。

アユ師:「どこから下って来たの?」
のりさん:「田口大橋からです。 どうですか?調子の方は?」
アユ師:「いやぁ〜、サッパリですわ〜。
      そっちの方が気持ち良さそうやなぁ、ええなぁ〜!」

なんとも清々しいアユ師だった。
こういう男は、”すがすがしいアユ師”である前に、
決まって”すがすがしい男”なのだ。。。



内城田大橋を越えると、宮リバーパークの河原が見えてきた。
ここでゴールにする。

こうして宮川の川旅は終わった。。。








今日も”アスピア玉城”で汗を流した。

野宿地へ戻ると、
のりさんが”ゴーヤーチャンプルー”をご馳走してくれた。
これも旨かった!

宮川の感想をいろいろ述べ合った後、就寝。。。

明日は06-08-11宮川上流域で川遊びだ!
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