06-08-07 魚跳渓・又口川(三重県)




昨日の06-08-06赤木川に引き続き、
”夏休みイケイケ旅シリーズ”第3弾は
三重県 ・北牟婁郡紀北町に流れる又口川。
その景勝地”魚跳渓”(うおとびけい)にやって来た。

当初、銚子川でカヌーツーリングをするつもりで来たのですが
水量が非常に少ないため断念。
そこで、銚子川の支流・又口川で川遊びをすることになりました。

魚跳渓沿いの道路は、決して広いとは言えませんが
駐車スペースのある路肩が何箇所か有り
皆そこに駐車しているようでした。

今日はシーズン中のためか、
どの淵も川遊びの人々で賑わっていた。




しかし美しい。。。
道路から見てこれだけ美しいのだから
水中はどんなことになっているのやら!?
はやる気持ちを押さえつつ、川へと降りた。

河原へ降り立つと
目の前にアクアグリーンの水面が広がっていた。
もう、、、感嘆するほかなかった。。。

のりさん:「うっひょー! なんやこの透き通った水は!?
      こんな綺麗な淵には、絶対、
      脚のほっそーい人魚さんがおるはずや!うひひ。」

けいにぃ:「(小声で)人魚に足はないやろ。。。」

隊長:「さぁー!ほんだらオレ先に行くきんなー!」
     (↑久しぶりに讃岐弁↑)





ある者は網を手に、またある者はヤスを手に
水中の世界へと繰り出していった。

のりさん:「人魚さぁ〜ん!どこに隠れてるのかなぁ〜?
      恥ずかしがらずに出ておいで〜!」


上流からの落ち込みを発見した隊長は
魚の気分になって水中から落ち込みを見上げてみる。
無数の気泡が舞い上がり、なんとも心地良い眺めだ。
魚達はこうやって、上から落ちてくる獲物を待っているという。
よし!オレも獲物が落ちてくるのを待ってみよう!
と思うのも束の間。
あまりにも強い水流に、じっとしてることができず
グルングルン回りながら流されるのだった。。。





のりさん:「人魚さぁ〜ん。 こっちの陰にいるのかなぁ〜?
      アッ、それともこっちの岩陰かなぁ〜? アハハ〜ン。」


モコさん:「この人、魚を捕まえる訳でもなく
       さっきから何をそんなにキョロついてんねん???」





のりさん:「あれ?たいちょー。
      こんなとこで何してん?。。。。。ハッ!
      見っけたんか!ついに見っけたんか!?」

隊長:「はっ?見つけるって、何を?
     オレはただ、アユがこの網の上を通った瞬間、
     とっつかまえてやろうと、ジィーっとしてるだけや。
     ”音無の構え”っちゅうヤツや!」

のりさん:「ふーん。。。。。
      (アホやっ!やっぱコイツ、ほんまもんのアホや!
       こんな黒い網の上を魚が通るわけないっちゅうねん!)」
       じゃあ、たいちょー、頑張りや〜!」














こういう渓流では、8月であっても
たまに陽が隠れると、ちょっと寒い。

河原へ上がってお昼ごはんにする。
←遠足の風景やな。(笑)


改めて河原を見渡すと、残念なことに空き缶が多い。。。

「この文章を読んでいる二十代の若者達よ。
 ”早く気付いたもん勝ち”なんだ。
 ポイ捨ては、ハタから見ていて物凄くカッコ悪い。
 君達だけはカッコいい大人になってくれ!」
(かくいう私も最近まで、カッコ悪い大人だった。。。)













モコさん:「おさかなさ〜ん、こっちにおいで〜!
       怖がらなくてもいいからさぁ〜。
       変なバンダナ巻いたオッサンは向こうへ行ったから。
       やさしいモコちゃんしかいないから出ておいで〜!」


   。。。。。 し〜〜〜ん。


     (数分後)



   。。。。。 し〜〜〜〜〜ん。



モコさん:「てめえコノヤロー!
       いいかげん出てこい!つってんだろがぁー!
       人が下手に出てりゃあ、イイ気になりやがってー!
       のやろぉ。。。」



隊長:「ゴホッ、ゴホゴホッ。(咳払い)」






モコさん:「あらっ!見てたの? いやぁ〜ん。。。」





上流の方から、かずけいさんの呼び声が聞こえる。
大きな岩をよじ登って行くと、プール状の場所へ出た。

けいにぃ:「ココ、めっちゃ魚おるで!」
隊長:「うわ!ほんまや。 あれ?オイカワもおるやん!」
のりさん:「わお。 アユもめっちゃおるやん!」

そこでまた、魚との追いかけっこが始まり、
またいつものように、魚にほんろうされるのであった。。。

「出テキタヨー!網ノ中イパイ、ハイタヨー!」と
金萬福のようなノリさん


コンクリ護岸の下が、えぐれていたので
その奥の暗がりに頭を突っ込んでみた。
すると案の定、何かが、うごめいている。。。
そう、川エビ(藻エビ)が群れをなして潜んでいた。

そのことを皆にそっと伝えると、
目を光らせて、暗がりの中へ頭を突っ込むのだった。
そして「うわ〜、いっぱいエビおるやん!」と、歓声があがった瞬間

バサッ!っと網をかぶせるノリさんだった。。。


のりさん:「おっ!これ、ヤマトヌマエビちゃうん?
       いやまてよ、ミナミヌマエビか???」

モコさん:「えっ!どれどれ? あ、ホンマや。
      他のエビとちょっと違うなー!」



隊長:「ヤマトヌマエビも、こういう場所ではただのエビだけど。
     ペットショップという場所に並ぶと
     1匹=50円〜150円位の値が付くんやで。
     幼少期を海(汽水域)で過ごしてから川に昇るため
     繁殖が難しいのだろう。 普通のスジエビと違い
     捕まえるとピチピチ跳ねずに歩き出すのが特徴。」

かずねぇ:「えっ!なんて、なんて? どれが金になるって?
       これか?こいつが金に変わるんか?
       よっしゃ!アンタ、とりあえす100匹取っとこ!
       (チャリン、チャリーン!)」

けいにぃ:「えぇぇー!そんなぁ〜。。。
       今の話は、希少価値があるんだよ、っていう
       わかりやすい例え話だよ。
       あなたもそんな急に目の色変えないの!(笑)」



モコさん:「ホレ!とれとれピチピチやでぇ〜!
       あんたピチピチ大好きやろぉ〜?」

のりさん:「うはぁ!いっただっきまぁーす!
       って食えるかバカァー! しかもこの写真、
       メゲメゲにやられた匹見川の時の使い回しやんけー!」

←そう、お蔵入りするにはもったいないので
  ここで使わせてもらいました。(爆)


このあと、かずけいさんとはここで別れ、今晩の野宿地を探す。
川沿い、海沿いを走り回ったあげく、のりさんが”東屋とトイレと駐車のある平地”という絶好の野宿地を見つけてきた。
流石だ! 野宿地を探す嗅覚で、彼の右に出る者はいない。
 天気が悪くなってきたので、急いでテントを立てる。
ちょうどそのころ、うはうは隊・大阪支部事務局長なっちんから、のりさんへとんでもないメールが届いた。
のりさん:「え〜っと、なになに? うん? 。。。。。 えぇー!? 大変だー!たいちょー!
      台風が3つ同時に発生し、 こ、こ、こっちに向かってるってぇ〜!」
一同:「なにぃぃぃ〜!?」
ま、まずい!夏休みはまだ始まったばかりなのに。。。
これからどうしようか、良い案も浮かばず、とりあえず”古里温泉”で汗を流すことにした。
風呂上がりの休憩室で、TV天気予報に見入る3人。 なおかつ携帯電話のインターネットで天気図をチェック。
情報をまとめると、台風は進路を近畿地方に向けて縦断するらしい。もちろん宮川は暴風圏内だ!
チキショー! どうしていつも、かずけいさんと別れたあと、天気が悪くなるのだろうか? だれが雨男・女やねん?隊長?(ギクッ!)

「おっしゃあー、でけたでぇー!」の図


野宿地に戻り夕飯。
今夜は料理長のりさんによる”納豆入りチーズカレー”
納豆は、どう料理しても”納豆”なのだが、
チーズとカレーのハーモニーは絶妙であった。。。

満腹になったところで
明日の予定をようやく真剣に考えはじめる3人。

のりさん:「明日の午後は、間違いなくコッチに向かって来るぞ!」
モコさん:「しゃーない。帰るか?」
隊長:「どこか他の川、ないかなぁ〜?」

あれこれ悩んだ末、台風の追撃を逃れる為
宮川は諦め東海方面(気田川)を目指すことにした。

今夜は隊長の酔いが早くまわった為、早めに寝床に着いた。

深夜、雨の音で目が覚める。
とうとう降り出したか。。。 明日、僕達はどうなるのだろうか。。。

”夏休みイケイケ旅シリーズ”FINAL 06-08-08〜11宮川へ続く。
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