06-05-04〜06 四万十川(高知県)

____________________04日____________________

昨夜遅くに、けいにぃとかずねぇは四万十川にやってきた。
途中で道に迷い、クネクネ道を通ったり、深夜の沈下橋を渡ったそうだ。
方角が分からなくなったけいにぃは、深夜の沈下橋を渡る時
「とにかく上流に向けて走ればいいんだ。
 かずみちゃん!川の流れを見ておくれ!上流はどっちだ?」
と、格段に冷静な対処法を述べたつもりだったらしいが
「アンタ何言ってんの!こんな暗闇で川の流れなんて見えないわよ!」
と一蹴されたらしい。

なんとか無事に集合場所の”大川観光キャンプ場”に
辿り着いた二人は、そのまま車中泊。
翌朝、キャンプ地を設営し、憧れの四万十川カヌーツーリングへ。
スタート地点へ向かう前に、ちょっと寄り道。
けいにぃが、事前にダテちゃんから教えてもらったという
鯉のぼり公園へ。 なるほど圧巻な光景が広がっていました!



 ↓四万十川の詳細はこちら↓

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宮地キャンプ場からスタート!
今回のツーリングは”漕げ漕げぐんぐんモード”ではなく
”ゆったり、のんびり川旅モード”で3日間を楽しみます。

←けいにぃの”はしゃっぎっぷり”ったらありゃしない。(^;^)
  まぁ、毎度のことですがね。(笑)

大きな山があり、大きな川がある。
その天上には、これまた大きな空がひろがっている。
これが四万十川である。

ゴールデンウイークなので、
河原はどこもキャンパーで満員なのだろうと思っていたのだが
予想外に3日間ともキャンパーは少なかった。
宮地キャンプ場から約500M下にある”西土佐大橋”下の瀬。
ここは事前に橋の上から”下見”できます。

水量によっては、初心者だと沈する可能性があります。
沈したくない場合は、橋が見えたら左岸側を進むとよい。

←かず&けいが小さく見えますね。(^;^)

タンデム(二人乗り)の場合、前席の人は常に
瀬の中では波をかぶり、かなりのスリル感を味わうことになる。

私も一度、前席に乗ったことがあるのですが、目からウロコでした。
波が迫るその迫力とスリル感は後席とは比べものになりませんでした。
前席の方が恐いじゃん!と思った。(笑)

いつもタンデムで漕いでいる方は、一度短い区間を
前後を交代して乗ってみるとよい。気分転換にもなるし、
「前席ってこんなんだな。」とか「後席ってこんなんだな。」と
お互いの苦労する点を知ることができ、
より一層、心がひとつになるのではないでしょうか。









橘大橋が見えてきた


こういう両親をもつ子供は幸せ者である


薄曇り時々晴れ
陽が差し込むのとそうでないのとでは
川の表情はまったく違う


途中の河原でランチタイム
こういう誰もいない河原でのひとときを過ごせるのも
カヌーツーリングの醍醐味である


人生の荒波を乗り越えてきた二人にとって
瀬など、そうたいしたものではないようだ


岩間の沈下橋


漕ぐ手を休め、しばし川の時間(流れ)に身をまかせる


もう本当に、すべてがどでかい!というしかないのだ

近年の、四万十川の平常水位はどれくらいなのだろうか?
写真では、樹木の生え方から判断して、かなり少ない気がするが。

←このラインの上下で樹木の茂り方が違いますね。
 このラインは増水時にできたものなのだろうか?
四万十楽舎のある”芽生大橋”の河原に到着。
本日のカヌーツーリングはここまで。
”四万十いやしの里”で温泉に入り、
道中にある高台から太平洋を一望する
坂本龍馬ファンの二人は、しきりに遠くを眺め、頷いていた。。。

←子供達よ!とぉさんとかあさんは今日もラブラブですよ〜!

先日、カヌーでご一緒した時、かずねぇがこんなことを言っていた。
「ちょっといろいろありまして、今朝(カヌーを漕ぎに)ここに来るまで
 ケンカして口もきかなかったのに、いつのまにか喋ってた。
 車中でも口をきかなかったのに、
 ここに(カヌーに)きて初めて口をきいたわ。不思議ねぇ。」
カヌーには、目に見えない偉大なチカラがあるようだ!

かずねぇ:「アンタさぁ、もう若くないんだから
       いい人見つけて結婚しなさいよ。
隊長:「は、はい。 しかし、いい人が見つからないんです。」
かずねぇ「だれでもいいから、一回結婚したらええねん。
      アカンかったら別れたらええねん。」
隊長:「ええぇーっ!?。。。。。(陸で沈!)」


う〜ん、夫婦ってこういうもんなんだろうな。という
私の学習対象でもある”かず&けい”
今までに彼らから得たものが僕の”心の学習ノート”に綴られている
(おいおい、学習対象はホンマに彼らでええんかい?:爆)






____________________05日____________________
河原での正しい朝の風景(?)

川の真ん中で、ツケバリに掛かったナマズか鯉が、
ドボン、ドボン!とエラ洗いをしていた。
(けいにぃ達は気づいてたかな?)

いつも何かにつけて食事を頂いたり、
後かたづけをさせてしまってすいません。。。
これからも、このふつつかで、無精者の隊長をよろしくお願いします。
m(..)m
本日は、昨日のゴール地点であった”芽生大橋”の河原から
続きを漕ぎ始めます。

最後の清流・四万十川と詠われてから、もう何十年経ったのだろうか。
あれから確実に状況は変化している。
この変化は毎日川を見つめている地元民よりも、
何年かに一度訪れるビジターの方が察知しやすいのかもしれない

四万十川フリークの心情を考慮して
ここで具体的事項を述べるのは避けるが、
私は四万十川に対して危機的感情を抱いている。
四万十川に訪れた時期により川の状況は万別であるが
他の川を知っている者として、四万十川の状況は半危機的に映る。
 野田知佑さんが、終の棲家を、四万十川ではなく、
なぜ日和佐川にしたのだろうか?
いまや有名観光地として不動の地位にある四万十川。
それがタイムリーに楽しむ観光地から
歴史的に楽しむ観光地にならないように願うばかりだ。。。

↑口屋内の沈下橋の上にあるチャラ瀬↑
 こんな護岸があったことに気づかなかった




←口屋内の沈下橋・河原には色んな人が集まる。
  なんかワクワクする場所だ!
  今日はここでランチ&散策だ!

四万十川の支流・黒尊川。
この日の透明度は抜群でした!

「いでよ! ポセイドンっ!」 (ふるっ!笑)





小さな命



まだ逃げることを知らないウブな小魚達
かずねぇにもこんな時代があったんだろうな。。。(爆)


けいにぃ自慢の防水カメラが大活躍!
これ、ほんとに役に立ちますねぇ〜!(^;^)


オリンパス CAMEDIA μ(ミュー)720 SW


ペンタックス Optio W10



屋形船を眺めながら口屋内をあとにする。

少し行ったところに、右カーブのチャラ瀬があった。
正面には大きな倒木と、その太い枝が突き出していた。

先に漕ぎ下った私は、その瀬がちょっといい感じに波が立っていたので
艇をすぐに反転し、瀬の横で、やってくるカズ&ケイにカメラを向けた
。。。が、思ったよりも流れがキツく、そこにとどまることができずに
艇が流れにもっていかれ、やむなく撮影を断念し漕ぎ下ることにした。
そんな時に、運悪く突っ込んできたカズ&ケイ。
っていうか、”ここを通らないといけない”というルートを
私が塞いでしまっていたので、彼らは大きく膨らみ
瀬に突入せざるをえなかったのだ。
彼らの艇はグングン外側に流される。
かずねぇは前かがみで、張り出した太枝をかわす。
ということは、
その瞬間、けいにぃの顔前に、いきなり太枝が現れることになる。
けいにぃは状態をそらし、リンボーダンスでバーをくぐるように、
いや、あしたのジョーのアッパーカットを力石が紙一重でかわすように
その太枝をかわした。私にはそれがスローモーションのように見えた。
今だから言えるが、かなりヤバかった。。。(恐)

そして、次の瞬間、、、”赤い彗星号”はやむを得なく沈!
けいにぃはすぐに顔を出したが、かずねぇが顔を出すのが遅かったので
わたし、かなりアセりました!

みるみるうちに流される二人。

上流に見える赤い口屋内大橋
かなり流されたようだ

まず、女性なので(一応:爆)、かずねぇから拾い上げようと
漕ぎ上がると、満面の笑みで流されている。
「よし!こっちは大丈夫だ!(とりみだしていない)」と思い、
今度は下流のケイにぃに目をやる。

すると艇を掴んで流されているケイにぃの向こうに次の瀬が見えた!
ケイにぃに笑顔はない!
なので、急いでケイにぃの方へ向かったのだが、時すでに遅し。
けいにぃは艇とともに次の瀬の下まで流された。
なので、「もういいや」と思い、かずねぇを先に河原へ引っ張り、
その後に、けいにぃを引っ張りあげた。

結果オーライだったが、反省すべき点多し。
まず、撮影をする時は、自分とまわりの安全を確保した上で行うこと。
次に、艇に引っ掛かる(絡まる)ようなロープ類は極力付けないこと。
イザという時、外せるようにしておくのがベスト。
けいにぃに笑顔が無かったのは、流されている際中
ロープが足に絡まって、うまく泳げなかったからなのだ。
今回は、隊長として、反省。反省。。。

←してそうにない、って?




”沈”。それは時に大きなものを失う時でもある。。。
かずねぇの帽子が流された。

←なのに、なぜか帽子をかぶっているカズねぇ。
 けいにぃが自分の帽子を妻に捧げたのか?あるいは
 かずねぇが、けいにぃから奪取したのか?
 とにかく、哀愁漂う、けいにぃのうしろ姿であった。。。

今日のゴール地点は
われらのキャンプ地である”大川観光キャンプ場”


勝間の沈下橋
この近辺の河原は、大川観光船の駐車場になっていたり
大川観光キャンプ場の所有地になっていたりするので注意




←水に浸かった財布の中のものを干し、うなだれるカズねぇ。。。
 売れないフリーマーケットの主人のようだ。
←「ハッ!このクーポン!こんなところに入ってたんや。ラッキー!」
  タダでは起きない女。。。
中村温泉で、冷えきった体を温める。
安いし、風情があるし、どこか懐かしい。。。
ただし、湯の温度は激アツだった!(笑)

今日は温かい”お鍋”
沈で泳ぎ疲れたのか、かずねぇは早々に就寝
その瞬間、急に辺りは静まりかえった。。。(爆)




____________________06日____________________

さぁ、今日はツーリング最終日
楽しい時間は、すぎるのが早い


キャンプ場前〜三里の沈下橋まで漕ぎます

3日間、なんとかもってくれた天気。
この日の夕方、僕達がサヨナラした瞬間、本降りになった。
おてんとさま、ありがとう!

オートキャンプ場”かわらっこ”の前では
みごとな鯉のぼりが泳いでいた

高瀬の沈下橋をくぐり抜ける。
川登大橋が見えてきた。
この辺りから風が出てきた。
橋をくぐり抜けた河原でランチ。
うぐいすの鳴き声を楽しむ。
意外に高い声のうぐいすや、意外に低い声のうぐいすがいるんだな。

三里の沈下橋が見えてきました


のんびり漕ぐって、やっぱいいね




コールマン ポータブルシャワーwithウォーターキャリアコールマン エンクロージャーケンユー 組み立て式簡易トイレプルマル

平和な湯に入った後、中村駅でおみやげを選んだ


←中村の街の一角で見つけた”あおのりカステラ”

 中村の街のサビれ加減が、おれは結構好きだよ!
で、最後はやっぱり海の幸に舌鼓。 味劇場”ちか”っていうお店なんだけど、中村に来たら絶対ココに来ちゃうよ!
”土佐巻き”と”カツオの塩タタキ”は食ってみる価値有りですよ。
ここで、うまいものを食い、うまい酒を飲み、ウットリしたところを狙って、かず&けいを讃岐うはうは隊に引き込んだ!
彼らは今後、”讃岐うはうは隊”八尾支部・看護部長&同補佐として勇躍することとなる!



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本HPに関するトラブルにつきましては、当方では一切責任を負いませんので、それを考慮の上お楽しみ下さい


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