03-07-30〜31 小川(和歌山県)

__________________30日_________________

  ↓ツーレポに載ってない詳細・写真有り↓



昨日、古座川を漕ぎ下った僕は、
今日は和歌山県の小川(こがわ)へやって来た!
この川は古座川の支流である。

以前、川で出会ったカヤッカーに
”あなたが今まで下った川の中で、印象深い川はどこ?”
と聞いたところ、そのカヤッカーは
「毎年いろんなとこ下ってるけど、
 小川が一番キレイだったよ。機会があれば行ってみて!
 ”小さい川”と書いて”こがわ”と読むんだ。」と言った。

この言葉が私の頭の片隅に残っていて、
いつか行ってみよう!と思っていたのだ。

30日朝。 昨夜から降り続いた雨はやんだものの
またいつ降り出してもおかしくない空模様
しかも霧が掛かっている。。。

”野外遊びの時は晴れ至上主義”の私にとって
こんな天気では漕いでも楽しさ半減である。。。
なぜなら陽光の加減で川の映り方がガラリと変わるからだ。

好転しそうにない空を見上げたあと
この日は電車に乗って日置川の下見へと出かけることにした。
それだけで今日一日が終わった。。。


__________________31日_________________



31日朝。
スタート地点を探すべく上流へと向かう!
しかしこのすこぶる躍動感とは裏腹に
途中で道路工事に出くわした!
看板を見ると、何時間かに1回しか通行できないようだ。(泣)
待ち時間がもったいないので、しかたなく
近くの広い河原からスタートすることにした。

そうそう、小川沿いの道路は落石注意ですよ!
実際、こぶし大の石がゴロゴロ転がっており、運転が慎重になる。
その石ころをテンポよく避けながら走行していた時、
あきらかに柔らかそうな石ころが目に入った!
んっ!? 今の。。。?  石じゃない。。。 野ウサギだ!
急停車し、カメラを手に外へ出た。
が、しかし。。。
そこにはもうウサギさんの姿はありませんでした。。。(泣)
さすが野生動物! すばしこいなぁ。。。
一瞬しか見れなかったが、小さくてメチャメチャ可愛かった!




僕の会社の”パートのオバちゃん達”も
魔法使いに魔法をかけられ、あのウサギさんのように
もう少し可愛いくなってくれればいいのに。。。

スタート地点にカヌー道具一式を放置したあと
ゴール地点となる明神橋まで戻る。
そしてそこに車を置いたら
今度はそこから自転車でスタート地点へと向かう。

スタート地を目指して自転車を漕いでいると
おじいさんが川に向かって竿を出していた。
隊長「何が釣れるんですかぁ〜?」
おじいさん:「いやいや、ちょっと竿を延ばして見てただけや。」
隊長「。。。。。」(なんじゃそりゃっ!?)
ズッコケそうになるのをこらえ、話を聞いているうちに理解できた!
おじいさんはアユ釣りが好きでよく川に出ていたそうだ。
でも1年くらい前に体を壊し
それから一度も釣りに行っていないということだった。
「また体の具合が良くなれば行こうと思っているのだが
 なかなかねぇ。。。。。。。」



と、おじいさんは竿の先を感慨深げに見つめていた。。。

自転車をこぎ始めて1時間程でスタート地点に着いた。
河原ではオッサンがテントを張り、釣りをしていた。

カヌーを組み立て始めると、そのオッサンが喋りかけてきた。
”うん、こういう出会いは悪くない!”
見知らぬ人と話をすれば、自分に無いものを吸収できるからね。
し、しかし、、、この時ばかりはちょっと違った。

話を聞くと、オッサンはアユ師ではなく雑魚をエサ釣りしていたようだ。
しかし、先ほどから何も釣れず、アタリすら無いらしい。
オッサンは言った。
「この川で釣り人を見かけない理由が分かったよ!
 魚がいないんだよ!この川には!」

”言っちゃったよ!とうとう言っちゃったよ!”
「オッサン、お前の腕が悪いんだよ!おまえの腕がっ!」




このオッサンは、自分の喋りたい事ばかり話して
人の話を全然聞こうとしないタイプの人間だった。
こういうバカを相手にするのは苦痛なので
「じゃあな!おっさん。」と、船を出した。。。

船は流心に乗ると、音も無くスーっと進み始めた!
それはまさに”飛行する”という表現がピッタリだった。

何より、小川では”漕がなくても進む”という印象を受けた。
小気味よく、リズムよく流れる川だった。

水量は浅いように見えるが、船が支える程ではなかった。
船を引っ張って歩いたのは3ヶ所くらいでした。
ルートさえうまく取れば、もっとスムーズに行けるのかもしれない。

それにしても私は最初から最後までキョロキョロしっぱなしだった。
だって、綺麗なんだもん! 景色が!
私にとって小川は、大き過ぎず、小さ過ぎず
丁度良い景観の川でした。。。



平日のせいか、アユ師は5人くらいしか見かけませんでした。
そのうち一人は、好感の持てるアユ師だった。
目が合ったので会釈すると、そのアユ師は笑顔で声を掛けてきた。
アユ師「どうですかぁー?気持ちイイですかぁー?」
隊長「あぁ。気持ちイイですよぉ〜。ここはキレイですねぇ〜。」
アユ師「かぁ〜!そうかぁ、やっぱ気持ちイイですかぁ〜!
      くぅぅぅ〜、羨ましい! いいなぁー!」

僕はビックリしたよ!
こんな”理解のあるアユ師”に出会うのは初めてだった。
彼はアユ師である前に、まず人間としてすがすがしかった!
このようにカヤッカーとアユ師は”川を愛する同志”でありたい!








小川と古座川でレンタルカヌーを営業している古座観光協会と
地元漁協との間で(勝手に)区間規制の取り決めをしている為
カヤッカーのみなさまは注意して下さいね。
詳しくは、JR古座駅併設の古座観光協会でお確かめ下さい。
区間規制に関する内容は
古座町観光協会と隊長の一問一答に詳しく書いています。




明神橋の手前まで下って来たところで
川中での工事に出くわしてしまった。。。
ブルとトラックが通れるように鉄板で浅い橋が架けられている。
どう見ても、下をくぐれそうになかったのでポーテージした。。。





こんなに綺麗な川辺でキャンプすれば最高なんだろうなぁ!
だが小川では”トイレの無い場所でのキャンプ”は禁止されてます。

”手つかずだからこそ自然の状態が残る”という観点からすると
あんまり人が押し寄せない方がいいのかもしれないね。
マナーある人ばかりが来る訳じゃないからねぇ。。。

私個人としては、小川はそっとしておいてあげてほしい。。。
だって、、、とってもとっても素敵な川だったから!

浅いから透明度があるのは当然なんだけど
ここは川底の石まで綺麗なんだ!
しかも川幅、水深、石ころの大きさが手ごろで
トロというほどの瀞場が無く、静かに流れて行くんだ。
小川は、日本情緒あふれる小粋な川だった。。。









洞窟がありました






そしてアッという間にゴール地点である明神橋の河原に到着!
2時間もかかってないかもしれない!
次回はもうちょっと上から下りたい。

河原へ上がると、
お父さん・お母さん・大学生の娘という家族が
橋の下でお弁当を広げてくつろいでいました。
私は、邪魔せぬようにと少し離れた岸へ船を揚げた。。。

しばらくすると、家族は帰り支度を始めた。
煙草を燻らせながら一服している私の横を通り過ぎる際
目が合ったので会釈した。
お母さん「またこれから下るの?」
隊長「いえ、もうココで上がります。(^;^)」
お母さん「おにいちゃん、お昼は何か食べる物持ってるの?」
隊長「いえ、持ってません。アハハハ(^^;)」
お母さん「じゃあ、おむすび食べる?
      それにコレも残りモノだけどよかったら食べる?」
ありがたくお昼ごはんを頂く隊長であった。。。

勝浦駅は立派な駅で、ちょっと驚いた
賑わいのある街には大きな駅があるんだね


このお母さんの話によると
大阪の大学に行ってる娘が盆休みで帰って来たので
親子水入らずでピクニックに来たんだそうだ。
いいなぁ。。。
ああやって語らいに来れる場所(河原)があるなんて。。。
なんだか、じんわり温かい気持ちにさせられた。。。

船を収納したあと、また月野瀬温泉ぼたん荘へ向かった。
風呂揚がりにクーラーの効いた休憩室でソファに腰掛け
野田知佑の文庫本を読みつつくつろいでいると
ふと熊野名物”めはり寿司”を思い出した!
そこで受付のおいさんに聞いてみる。
隊長「めはり寿司は熊野の方まで行かんと食べれんのかなぁ?」
おいさん「う〜ん、そうやねぇ、、、熊野まで行かんでも
      勝浦にあると思うよ。勝浦で駅員に聞いてみれば?」
という訳で早速、電車で行くことに決めた。

この辺りは無人駅が多いせいか、電車なんだけど
バスのように、乗る際に数字の入った乗車券を取り
降りる際に電光掲示板で料金を照合し支払うという方式だった。
もちろん券売機のある駅や有人駅もありますが。。。

”おがわ”ってお店。くじら料理もある。


勝浦駅で降りると早速駅員に
”めはり寿司”を食べさせてくれる店を聞こうとしたのだが
駅員は一人しか居らず、しかも客の対応に追われていた。
待ってると時間がかかりそうだったので諦めて駅を出た。

駅を出て左側の弁当・みやげもの屋に入って訪ねてみたが
「うちの店の弁当はもう売り切れてしまったよ。
 他の店の事はよく知らない」と言われてしまった。
メチャメチャ無愛想なオバハンに絶句!

気を取り直し、別のみやげもの屋に入って聞いてみた。
今度は小さなおばちゃまが親切丁寧に教えてくれた。
どうやら”めはり寿司”で有名な店があるらしい!

教えられた店に辿り着き、中に入ろうとしたら
入口には「本日定休日」の札がっ!(ガァーーーン!)
駅員といい、無愛想なオバハンといい、不運続きだ。
しかしここまで来て諦める訳にはいかない!
またまた気を取り直し、今度は八百屋に聞いてみた。

すると八百屋は住宅地図を取り出してきて丁寧に教えてくれた。
教わった店に着き、ドキドキしながら入口の戸を開けてみる、
ガラガラガラ〜。 良かったぁー!今度はちゃんと営業してたよ!
でも、なんだか高額そうな感じだぞ。
この店に私のような者は場違いなのかもしれない。
観光客を装い、恐る恐る席に着いた。

熊野地方の名物”めはり寿司”
大きな口をあけ、目を見開いて食べることから
”めはり寿司”という名がついた



隊長「すいませーん!めはり寿司が食べたいんですけどぉ!」
大将「めはり寿司って、おにぎりを高菜の葉で巻いたものやけど
    それでいいの?食べれる?」と丁寧に説明してくれる。
隊長「はい!イイです。」と言うと、若女将がお茶を出してくれた。
次にその横から大女将が現われ
「一人前?それでいいの?他には何か?」と聞いてきた。
たしかに、他にもお酒とか何か注文すればいいのだが
帰りの電車の時刻が迫っていた。。。
20分後の電車を逃すと、次は2時間くらい待たねばならない。
ゆえに大女将には、申し訳なさそうに
「はい、それだけでイイです。」と答えた。。。

そして念願の”めはり寿司”にありつくことができた。
あとでサービスエリアで買ったものも食べてみたが
やはりこの店で食べた方が旨かった!
お店では、中に具が入っていたり、周りにタレが塗ってあったりと
手が加えられていたからね。

食べ終わり店を出ると、ダッシュで駅へ向かい電車に飛び乗った。
間に合ったことに安心してしまい、乗車券を取り忘れた。。。
その旨を駅員に伝えると、やさしく対応してくれました。
私は来る時も券売機で間違った券を買ったりしたが、
この沿線の駅員さんは、みんな愛想良く対応してくれました。
そういえば帰りの電車の中で、こんな光景を目にした。
オジサン「この車両、トイレないの?」
車掌「ええ、ないんですけどぉ。。。」
オジサン「一番長く停車する駅は○○駅か?」
車掌「そうですね、○○駅ですね。 でもどうしてもガマンできなくなったら言って下さいね。」
オジサン「わかった!」
この会話を聞いていた私は、車掌が言った一言が気になって仕方がなかった。
”どうしてもガマンできなくなったら言って下さいね”って、一体どうするんだろう?そういう時のマニュアルでもあるのだろうか?
いきなり急停車して「そこで野グソしてください!」って言うわけないだろうし、簡易式のトイレでも出すのかなぁ?
あまりにも気になったので友人に聞いてみたら
「無線で本部に連絡し許可を得たあと、停車予定ではないがトイレのある駅で少しだけ停まるんちゃうか?」ということだった。
ふ〜ん、なるほどねぇ。。。  そんなこんなで今日もあっという間に日が暮れた。
明日は日置川下りだ! 次の日の日置川下りの模様は”03-08-01日置川”の記事をご覧下さい。
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Coleman(コールマン) ファッドX3







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アーバンテック スーパーデリオス







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下野(しもつけ) アブ寄らず







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Coleman(コールマン) エンクロージャー







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