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隊長は仁淀川での川旅を終えた翌日、
へなちょこ柳生さん、ケンゴ、中原と合流。
今日はここ高知県、越知町の”宮の前公園”で川遊び。
この日はGWの日曜日だった為
道が混んでいて普段より1時間余計にかかってしまった。
へなちょこ柳生さんは既にヘバリ気味である。
ケンゴは昼メシよりも川が気になるらしく、しきりに
「おとうさん泳いでえん?なぁ、泳いでえん?」と唸っていた。
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やっとありつけた昼メシ
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今日は公園で”原動機展覧会”というのが行われていた
いろんな大きさの物があり、音もいいし
ツウにはたまらん展覧会らしい
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川岸の草の根元をすくいあげるように網を入れる
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ケンゴは結局、泳がせてはもらえずにふてくされていた。
すると地元のチビッコがやって来て、何やら網でモゾモゾしだした!
柳生「えっ、何?何? ボク、何がとれるん?」
チビッコ「えっ? あぁ、こんなエビや。」
柳生「うわっ!ホンマや!そんなところにおるんや!
ケンゴもホラ、やってみい!エビがとれるんやって。」
ケンゴ:「えぇ〜、こんな所にはおらんやろぉ。。。」と、やる気ゼロ。
しかし、チビッコがまた「あっ!おった、おった。」と
何匹も捕まえるのを見た途端、急いでモゾモゾしだしたケンゴ。
しかし、いまひとつ要領を得ないケンゴの網には何も入らなかった。
ついにケンゴは「こんな網ではとれんわぁ〜」と諦めようとするので
隊長は「そんなんですぐに諦めんなケンゴ!
お兄ちゃんがどんな風にしてるのか?
よぉーに見て、同じようにやってみぃ!」と一喝する。
するとケンゴは「えぇ〜、そういう問題かぁ〜?」と言いながらも
お兄ちゃんの動きをまねてやってみた。 すると、。。 |
シラサエビ・スジエビ・カワエビと呼ばれるものや
少し型の違うヌマエビなども獲れる
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ケンゴ「あっ、なんか入っとる!コレそうやろ!?」
チビッコ「どれ? うん、そうや!」
柳生「どれどれ? うわ、やったじゃんケンゴ!もっと獲れ獲れ!」
ここからのケンゴは、もう我を忘れてエビを取り始めるのだった。
外で遊ばない子供は、外での遊び方を知らないだけなんだ。
遊び方を教えてあげれば、のみこみは早いものだ。
しかしながら、遊び場所・道具を与えてもらって
「はい、こういう風に遊んで下さいね〜」と、全て用意されなければ
遊べない子供が最近多い気がする。 大人もね。。。
これからの子供達には
何も無いところから自分で遊びを作り出す創造力を身に付けてほしい。
そうすれば日本の未来も明るい!んじゃないかな?と。(^;^)
※エビの他にも、川床の石の影にはハゼのような格好をした
ヨシノボリやドンコといった小さな魚が隠れています。
まず、目を凝らしてよぉ〜く探してみよう!
そして石の下にそぉ〜と手を入れて探ってみよう!
ビュンと何かが飛び出して来ますから。(^;^)
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チビッコ「きみたち、はやくおいでよ!」
ケンゴ「あ、うん。 ちょっと待ってぇ〜!」
柳生「もうこの辺でええんちゃうん?」
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へなちょこ柳生さんは、相変わらず自分では何もしようとせず
クチで指示する(見てる)だけ。
そういう隊長も何年か前までは
こんな遊び(楽しみ方)があるということに
ぜ〜んぜん気付いていなかった。(笑)
要は環境である。 子供のうちは
周りに自分を引き伸ばしてくれる”視野の広い先輩”がいるか
はたまた
自分を固定概念に押し付ける”視野の狭い先輩”しかいないかで
その子供の伸び方はかなり違うだろう。
大人になれば自分の意思で飛び立てるが
子供のうちはそうもいかないからねぇ。。。
さて、先程の場所では獲物をほぼ獲り尽くしたので
チビッコが「あっち側にもいるだろうから行こう!」と言いだした。
ケンゴ「おとうさん、ボクも行っていい?」
柳生「ええけど川を渡らないかんのやろ?
まんなかの方は深そうやけど行けるんかぁ?」
チビッコ「大丈夫!一ヶ所浅くなってる所があるから」と渡り始めた。
なかなかたのもしいチビッコだ! |
チビッコ「あっ!今なんかおったぁ〜!」
ケンゴ「えっ!ウソぉ?」
柳生「マジぃ?何?何?」
チビッコ「ウッソぴよ〜ん!」
親子「。。。。。」
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やはり経験を積んでいるのといないのとでは全然違うんだね。
なにごとも経験が大切!
子供に、いかに経験させることができるか?
その親の器が試される瞬間である。。。
←この親子は、反応する時の体の動きが同じで面白い!
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←あ〜ぁ、どうしょう、ズボン濡らしてもうたぁ〜。。。
ママに叱られちゃう!ママに叱られちゃうー! |